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研究論文・著作リスト

自治体史など著作一覧

益子町史 第三巻 近世資料編

担当:第六章 農村の荒廃と領主仕法の展開 P58~72・P557~682

発行:栃木県芳賀郡益子町|発行日:1987/3/31

概要
益子町を中心とした地域の近世後期における農村荒廃の実態と、これに対する幕府・藩・旗本などの領主層の仕法の展開に関する史料を収集・編纂し、解説した。

益子町史 第六巻 通史編

担当:第四章 変わりゆく益子の村々・第五章 幕末解体期の益子 P716~852

発行:栃木県芳賀郡益子町|発行日:1991/3/11

概要
近世後期の農村荒廃現象を中心とした農村の変貌とこれに対する領主層の対策、および幕末解体期における政治・社会の変動について著述した。

南足柄市史2 資料編 近世(1)

担当:一 領主支配 P3~67

発行:神奈川県南足柄市|発行日:1988/3/31

概要
南足柄市が小田原藩領に属することから、小田原藩の地方支配に関する法令を収集・編纂し、史料1点ごとに解説を付けた。

南足柄市史8 資料編 寺社・文化財編

担当:五 最乗寺 P282~308・P343~429

発行:神奈川県南足柄市|発行日:1990/7/31

概要
曹洞宗大雄山最乗寺に関する史料を収集・編纂し、史料1点ごとに解説を付けた。

南足柄市史6 通史編Ⅰ 自然・原始・古代・中世・近世

担当:第四章第二節 宝暦~天保期の藩政と組合村 P629~647

発行:神奈川県南足柄市|発行日:1999/3/31

概要
18世紀後半から19世紀の初めにかけての小田原藩政の展開を、藩主大久保忠真の改革を中心として著述し、とくに民政分野の政策として組合村体制の整備について検討を加えた。

大沢家文書―近世Ⅰ―

全181頁

発行:東京都墨田区教育委員会|発行日:1991/3/11

概要
旧武蔵国葛飾郡柳島村(現東京都墨田区)大沢正治家文書のうち、検地帳、年貢割付・皆済目録、御普請組合高留帳、質地・金子借用証文、諸願書等43点を翻刻した。また大沢家文書の概要、柳島村の検地と土地構成、年貢、御普請組合について解説を加えた。

大沢家文書―近世Ⅱ―

全289頁

発行:東京都墨田区教育委員会|発行日:1992/3/11

概要
旧武蔵国葛飾郡柳島村大沢正治家文書のうち、御年貢盛附帳15点を翻刻し、その内容について解説した。また、同史料の分析から、江戸場末に位置する柳島村の特質について検討した。大沢家文書については、近世Ⅰとあわせてそのすべてを翻刻した。

真鶴町史 資料編

担当:第一章 村と支配・第四章 村の生活と文化 P131~192・P353~440

発行:神奈川県足柄下郡真鶴町|発行日:1993/3/31

概要
第一章では村の支配と概況、年貢と諸役、出稼ぎ漁民等に関する史料を、第四章では寺社と信仰、村の伝承と文化、生活の諸相に関する史料を収集・編纂し、史料1点ごとに解説を付けた。

真鶴町史 通史編

担当:第一章 領主支配の変遷と真鶴・第四章第一節 真鶴の寺社・第三節 真鶴の伝承と文化・第五章 幕末維新期の真鶴 P327~345・P356~364・P365~427

発行:神奈川県足柄下郡真鶴町|発行日:1994/9/30

概要
第一章と第五章では、近世前期から幕末維新期にかけての小田原藩政の展開と真鶴地方との関係について、第四章では、真鶴の寺社および同地方に伝わる伝承から文化の展開について著述した。

寒川町史2 資料編 近世(2)

担当:第四章 街道の負担と渡し船・第五章 治水と利水 P259~414・P569~582

発行:神奈川県高座郡寒川町|発行日:1993/11/1

概要
第四章では藤沢宿に対する助郷役の実態、朝鮮通信使・琉球来聘使に対する人馬役、相模川の渡船役について、第五章では相模川の治水と開発、花川用水の水利に関する史料を収集・編纂し、解説した。

寒川町史3 資料編 近世(3)

担当:第二章 寄場組合への通達 P225~462

発行:神奈川県高座郡寒川町|発行日:1995/11/1

概要
関東取締出役を中心として寄場組合に対して出された法令・通達類を、広く相模国と武蔵国三郡(現神奈川県下)を対象として収集・編纂し、政治・社会状況の変化にともなうその時期的変遷について解説した(P495~516)。

寒川町史6 通史編 原始・古代・中世・近世

担当:第二章 第二節 相模川と寒川の村々 P509~555

発行:神奈川県高座郡寒川町|発行日:1998/11/1

概要
相模川とその支流における幕府の治水政策と開発の展開、相模川渡船場の実態、花川用水の水利権と堰普請の関係および水利秩序の変容と形成について著述した。

寒川町史16 別編ダイジェストさむかわ歴史ものがり100

担当:№31相模川とともに・№32暮らしを支えた用水

発行:神奈川県高座郡寒川町|発行日:2003/2/28

概要
江戸時代における相模川の治水土木工事と流域の用水秩序について紹介した。

龍ケ崎市史 近世史料編 Ⅱ

担当:第三章 水と生活 P43~58・P237~349

発行:茨城県龍ケ崎市|発行日:1994/3/31

概要
利根川・小貝川・鬼怒川・新利根川に囲まれ、牛久沼を中心とした地域における幕府の治水・開発政策に関する史料、および牛久沼の用水利用と悪水管理に関する史料を収集・編纂し、解説した。

龍ケ崎市史 近世編

担当:第四章 水と生活 P219~312

発行:茨城県龍ケ崎市|発行日:1999/3/31

概要
利根川・小貝川・鬼怒川・新利根川に囲まれ、牛久沼を中心とした地域の治水や開発、水利秩序について、近世の全般にわたって著述した。ここでは各時代ごとの幕府の治水・利水政策の展開と地域社会の問題に重点を置いた。

小田原市史 史料編 近世Ⅰ 藩政

担当:三-4後期の藩財政と改革・四-3明治初年の藩制改革 P581~678・P868~921

発行:神奈川県小田原市|発行日:1995/12/20

概要
三-4については、18世紀後半から19世紀にはじめにかけて行われた藩主大久保忠真を中心とした藩政改革の史料を、四-3については明治政府の新政にともなう藩制の改革に関する史料を収集・編纂し、解説した(P961~968・P983~988)。

小田原市史 通史編 近世

担当:第九章 小田原藩の藩政改革・第一〇章第四節 報徳仕法前後の藩政と領内政策・第一一章第三節 幕末期の藩政と領内政策・第一二章第三節 藩制の改革と廃藩置県 P641~736・P841~860・P911~934・P987~1009

発行:神奈川県小田原市|発行日:1999/3/31

概要
全体を通じて近世中後期から幕末維新期にかけての改革政策を中心とした藩政の展開と、藩体制の解体について著述した。

小田原市史ダイジェスト版 おだわらの歴史

担当:27 大久保氏再入部と家臣団・31 城下町商人と藩財政・36 藩政改革と大久保忠真 P92~95・P106~107・P122~125

発行:小田原市立図書館|発行日:2007/3/15



大磯町史1 資料編 古代・中世・近世(1)

担当:近世編第一章 大磯町内の宿と村・第五章 高麗寺と高麗寺村 P367~399・P547~763

発行:神奈川県中郡大磯町|発行日:1996/3/31

概要
第一章では大磯町内の宿村の概況を示す史料を、第五章では一村寺領の村である高麗寺領高麗寺村の支配・村政・経営・神人と山林経営および周辺宿村との関係に関する史料を収集・編纂し、史料1点ごとに解説を付けた。

大磯町史2 資料編 近世(2)

担当:第二章 宿財政と打ちこわし・第五章 幕末維新期の大磯 P192~474・P570~680

発行:神奈川県中郡大磯町|発行日:1999/3/31

概要
第二章では大磯宿の宿財政の実態と復興政策に関する史料を、第五章では幕末維新期の社会変動における大磯宿の動向を示す史料を収集・編纂し、史料1点ごとに解説を付けた。

大磯町史 6 通史編 古代・中世・近世

担当:第三章近世 第五節寺領の暮らし 一高麗寺領の「改革」と慧歓・第八節大磯宿の宿財政と打ちこわし・第九節大磯宿の再建に向けて・第十節「内憂外患」の時代と大磯 P448~472・P565~586・P610~674・P675~719

発行:神奈川県中郡大磯町|発行日:2004/6/30

概要
近世後期における大磯宿の宿財政の実態とその再建策としての報徳仕法、小田原藩の仕法および幕末期の大磯周辺の海防策の展開からペリー来航までを著述した。

大磯町史 7 通史編 近現代

担当:第一章 ”御一新”への道のり P1~82

発行:神奈川県中郡大磯町|発行日:2008/3/26

概要
嘉永7年(1854)1月のペリー再来航から、横浜開港を経て、幕末・維新期にいたる具体的な歴史の流れについて、激動する政治・社会状況を踏まえながら、大磯宿を中心とした宿場町と、東海道沿いの村々の動向を中心に著述した。とくに将軍の上洛・還御、御進発、官軍東征、天皇東幸など、度重なる大通行に対する地域の対応や、明治新政府の地方行政についても詳述した。

おおいその歴史 大磯町史 11別冊ダイジェスト版

担当:江戸時代の高麗寺と高麗寺村・大磯宿寄場組合・将軍家茂の上洛と大磯通行・長州征伐御進発と宿場の嘆き・御一新と大磯 P86~89・P106~111

発行:神奈川県中郡大磯町|発行日:2009/3/19



大井町史 通史編

担当:第四編 第五章 村の変容と藩政改革 第三節 小田原藩政の展開と組合村 P391~408

発行:神奈川県足柄上郡大井町|発行日:2001/12/25



新横須賀市史 資料編 近世Ⅱ

担当:応義塾大学図書館所蔵「浦賀史料」全10巻の内、第1巻と第2巻 P33~221

発行:神奈川県横須賀市|発行日:2005/3/31

概要
西浦賀に関する交通や海防、廻船などに関する史料の翻刻を担当し、史料の読み方(P3~11)に関する解説と所収史料についての解説を付けた(P1049~1060)。

新横須賀市史 資料編 近世Ⅰ

担当:第五章 街道の負担と渡船場 P541~589

発行:神奈川県横須賀市|発行日:2007/8/30

概要
脇往還の継立場と助郷組合、浦賀奉行所の水主役組合、渡船場と渡し船など、三浦半島の陸海の交通に関する史料を収録した。脇往還についてはさらに、金沢(横浜市)や雪之下村(鎌倉市)への人馬提供に関する史料についても収録。また、三浦半島の村々と日光社参、朝鮮通信使、海防動員に関する資料も収録し、巻末に全体的な解説をつけた。

史料叢書「幕末風聞集」 ―東海大学付属図書館所蔵史料翻刻―

全242頁

発行:東海大学「風聞集」研究会|発行日:2010/3/31

概要
東海大学付属図書館が所蔵する幕末期に関する古文書を翻刻して解説をつけた。内容的には、嘉永6年(1853)のペリー来航から慶応4年(1868)の新政府軍の東征にいたるまでのさまざまな歴史的事件と、その間の社会の動向について詳述されている。作者は、伊勢松坂(三重県松阪市)の商人と思われる。東海大学教育研究所個別プロジェクト研究の一環で、詳細は、本サイトの「プロジェクト研究」を参照されたい。

新横須賀市史 通史編 近世

担当:第六章 三浦半島の道と交通 P231~276/第一二章 海防の最前線 P517~597

発行:神奈川県横須賀市|発行日:2011/6/30

概要
第六章では、浦賀奉行所のために形成された三浦半島全域にわたる継立場人馬役組合と役水主組合の編成の実態と、将軍の日光社参、朝鮮通信使の来朝、海防動員といった特別な大通行や時代的課題に関する交通負担について明らかにした。
第一二章では、海防への意識が高まってくる寛政期(1789~1801)から嘉永6年(1853)のペリー来航までの海防政策の実態について、三浦半島―浦賀防衛を中心にまとめた。記述にあたっては、異国船の来航→幕府の対応→政策転換→三浦半島(対岸の房総半島を含む)への影響といったパターンでまとめ、ペリー来航以前の海防政策の展開が概観できるようにしている。

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