- 情報史料学研究所は、近年のデジタル技術を積極的に活用することにより、日本近世史を中心とした歴史学の史資料(Historical Materials)に関する調査・整理・保存・公開・活用のあり方から、歴史学研究の方法論について総合的に研究するためのウェブサイトです。このウェブサイトは、東海大学教育研究所教授馬場弘臣が、2010年度同研究所個別プロジェクト研究の一環として開設しました。
情報史料学研究所の目的
情報史料学研究所がテーマとして掲げる4つのカテゴリーは、馬場弘臣がこれまで進めてきた歴史研究や史料整理、授業の経験などをまとめたものです。ここでの基本的な視点は、コンピュータ=デジタルの時代において、歴史学は史料をどのように扱っていくのかということです。そのためのknow-howや歴史研究の成果を広く公表することで、さまざまな意見や批判を求め、そのさらなる進化をめざしたいと考えています。
1.プロジェクト研究
- 馬場弘臣が参加する東海大学教育研究所およびその他の個別プロジェクト研究の成果を公開し、これを共有する。
2.史料学研究
- 史料の調査・整理・保存・公開・活用について、デジタル技術を駆使した方法論について研究し、その成果を公表する。
- 史料の公開については、近年、めざましい発展をみせている電子書籍の技術を利用した公開方法を試みることによって、今後の研究のあり方を考える。
- 古文書の読み方、筆写の方法、史料の分析方法など、歴史学研究の基礎となる方法論について考える。
3.近代文化研究
- 近現代の演劇史に関する史料の整理の方法論や研究成果を公開する。
4.馬場研究室
- 馬場弘臣の研究成果やその過程で作成した各種のデータベースなどを公開・発信する。
なお、運営は以下の場所でおこなっております。
東海大学湘南キャンパス5号館 教育研究所 第1研究室・馬場弘臣
(連絡先 〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1)
- 2015年6月6日
- ブログ「神奈川県立公文書館 久々の史料…」を書きました
- 2015年6月4日
- プロジェクト研究で馬場が参加している東海大学文明研究所コアプロジェクトの研究概要および2015年度の報告を追加しました
- 2015年5月16日
- ブログ「【徒然】仇ゆめの…仇ゆめの…。勘九郎、七之助新緑特別公演2015」を書きました
- 2015年5月5日
- ブログ「【徒然】会津~米沢紀行」を書きました
- 2015年4月22日
- ブログ「4周年が過ぎて…」を書きました
更新履歴はこちら
- 2013年10月4日
- シンポジウム「維新の動乱と神奈川-道と海の視点から-」が開催されます
- 2013年2月18日
- 時代考証学会第2回サロンを開催
- 2012年5月22日
- 史資料目録検索システムを公開しました
- 2011年8月9日
- 更新情報のRSSフィード機能を追加しました
- 2011年4月11日
- サイトを公開しました