北條秀司関係資料
北條秀司略年譜
< 明治35(1902)~昭和20(1945)年まで> 昭和41(1966)~平成8(1996)年まで
年齢 | 年 | 月日 | 事項 |
---|---|---|---|
44歳 | 昭和21年 (1946) |
4月 | 神奈川県小田原市十字町に転居する。 |
45歳 | 昭和22年 (1947) |
6月 | 「王将」(新国劇、辰巳柳太郎主演)が東京有楽座で初演される。好評を博し、作家としての名を不動のものとする。 |
46歳 | 昭和23年 (1948) |
4月 | 神奈川県鎌倉郡大船町山崎に転居する。 |
10月 | 映画「王将」(大映京都、伊藤大輔監督、阪東妻三郎主演)が封切られ、全国的なヒットとなる。 | ||
49歳 | 昭和26年 (1951) |
4月 | 第2次日本演劇協会が設立され、専務理事に選任される。 |
10月 | 「霧の音」(新国劇、島田正吾主演)が東京明治座で初演される。 | ||
12月 | 「霧の音」の成果により、昭和26年度芸術祭文部大臣賞(脚本賞)を受賞。 | ||
50歳 | 昭和27年 (1952) |
2月 | 「王将終篇」「霧の音」の成果により、第4回毎日演劇賞(脚本賞、昭和26年度)を受賞。 |
7月 | 新作歌舞伎「狐と笛吹き」(三世市川寿海、六世中村歌右衛門主演)が東京歌舞伎座で初演される。歌舞伎界との縁が生まれる。 | ||
51歳 | 昭和28年 (1953) |
7月 | 新作歌舞伎「浮舟」(六世中村歌右衛門、十七世中村勘三郎主演)が東京明治座で初演される。以降、「源氏物語」に取材した一連の諸作は「北條源氏」と呼称されることになる。 |
8月 | 「生霊」(二世西川鯉三郎、初世尾上菊之丞主演)が東京歌舞伎座で上演される。舞踊劇創作の端緒。 | ||
52歳 | 昭和29年 (1954) |
3月 | 神奈川県鎌倉市岡本へ転居。 |
テレビドラマ「華燭」を初執筆。NHKテレビより放映される。以降、テレビドラマの仕事も手掛けるようになる。 | |||
53歳 | 昭和30年 (1955) |
3月 | 優れた放送劇を創出し、放送文化向上に寄与した功績により、第6回NHK放送文化賞(昭和29年度)を受賞。 |
11月 | 「太夫さん」(劇団新派、花柳章太郎・京塚昌子主演)が東京明治座で初演される。 | ||
54歳 | 昭和31年 (1956) |
2月 | 「山鳩」「太夫さん」「末摘花」の成果により、第8回毎日演劇賞(脚本賞、昭和30年度)を受賞。 |
55歳 | 昭和32年 (1957) |
12月 | 「佃の渡し」(劇団新派、花柳章太郎・大矢市次郎主演)が新橋演舞場で初演される。 |
57歳 | 昭和34年 (1959) |
2月 | 「松川事件」(新国劇、島田正吾・辰巳柳太郎主演)が東京明治座で初演される。係争中の事件の劇化で、社会的反響を巻き起こした。 |
58歳 | 昭和35年 (1960) |
4月 | 「京舞」(劇団新派、花柳章太郎・水谷八重子主演)が東京明治座で初演される。 |
59歳 | 昭和36年 (1961) |
2月 | 「狐狸狐狸ばなし」(森繁久彌・山田五十鈴主演)が東京宝塚劇場で初演される。 |
62歳 | 昭和39年 (1964) |
4月 | 日本演劇協会2代目会長に就任。 |
63歳 | 昭和40年 (1965) |
4月 | 『北條秀司戯曲選集』全8巻の成果により、第15回芸術選奨文部大臣賞(昭和39年度)を受賞。 |
> 昭和41(1966)~平成8(1996)年まで