北條秀司関係資料
北條秀司略年譜
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年齢 | 年 | 月日 | 事項 |
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64歳 | 昭和41年 (1966) |
1月 | 『北條秀司戯曲選集』全8巻の成果により、第17回読売文学賞受賞。 |
65歳 | 昭和42年 (1967) |
6月 | 舞踊劇「仇ゆめ」(十七世中村勘三郎・二世西川鯉三郎主演)が初演される。 |
67歳 | 昭和44年 (1969) |
4月 | 新作歌舞伎「建礼門院」(六世中村歌右衛門・二世中村鴈治郎主演)が歌舞伎座で初演される。 |
71歳 | 昭和48年 (1973) |
11月 | 日本演劇協会創始者の一人として、また劇作家として演劇文化に貢献したことを評価され、第21回菊池寛賞を受賞。 |
73歳 | 昭和50年 (1975) |
1月 | 新作歌舞伎「春日局」の成果により、第3回大谷竹次郎賞(昭和49年度)を受賞。 |
5月 | 北條作品の「北條秀司12選」が制定され発表される。新派、新国劇、歌舞伎、舞踊劇の4分野で各12作品を選出。新派:「華やかな夜景」「閣下」「高砂」「歳月」「女将」「太夫さん」「智恵子抄」「明石の姫」「佃の渡し」「京舞」「明治の雪」「女優」/新国劇:「表彰式前後」「丹那隧道」「だんじり囃子」「王将(3部作)」「文楽」「霧の音」「井伊大老」「司法権」「山鳩」「顔役」「白鳥の死」「松川事件」/歌舞伎「狐と笛吹き」「浮舟」「妄執」「末摘花」「浮寝鳥」「紙屋治兵衛」「寝白粉」「建礼門院」「千利休」「北條政子」「奥の細道」「春日局」/舞踊劇:「芦刈」「いとはん」「生々流転」「おこんの初恋」「花影抄」「夜な夜な中納言」「恋河童」「油屋おしか」「鬼の少将夜長話」「仇ゆめ」「西鶴一代男」「女親分」 | ||
79歳 | 昭和56年 (1981) |
4月 | 国際演劇協会日本センター会長に就任(昭和60年4月15日まで。以後、名誉会長)。 |
81歳 | 昭和58年 (1983) |
2月 | 数百冊におよぶ上演作品の関係資料を貼り込んだスクラップ、上演台本などを松竹大谷図書館へ寄贈する。 |
82歳 | 昭和59年 (1984) |
9月 | 『毎日新聞・日曜版』に「演劇太平記」の連載を開始する(平成2年8月26日まで、全305回)。 |
84歳 | 昭和61年 (1986) |
3月 | 妻美和子が死去。享年79歳。 |
85歳 | 昭和62年 (1987) |
11月 | 文化功労者に選ばれる。 |
88歳 | 平成2年 (1990) |
8月 | 日本演劇協会40年祭において日本演劇協会特別功労賞を受賞。 |
89歳 | 平成3年 (1991) |
8月 | 東京都中央区佃の佃児童公園内に句碑が建てられる。「雪降れば 佃は古き 江戸の島」。 |
91歳 | 平成5年 (1993) |
3月 | 最後の作品「信濃の一茶」(緒形拳主演)が新橋演舞場で初演される。 |
7月 | 健康上の理由により日本演劇協会会長職を辞任。 | ||
9月 | 博士論文「日本商業演劇史」で、母校の関西大学より文学博士を授与される。 | ||
93歳 | 平成8年 (1996) |
5月19日 | 肝不全のため自邸で死去。正四位勲二等瑞宝章の叙勲を受ける。墓所は、鎌倉市植木の龍寶寺。院号は、北條院碧山秀司居士。 |
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