青森県史、ネットで検索可能に 県がアーカイブス公開 2019/03/21 07:30  デーリー東北

青森県は20日、1996年から取り組み、2017年度に全36巻が完成した青森県史について、インターネット上で検索できる「デジタルアーカイブス」の公開を始めた。県民に手軽に活用してもらうため、これまで収集した膨大な資料についてデジタル化した。今回公開されたのは約5万5千点。今後、順次公開を拡大する。

詳しくはこちらで → https://www.daily-tohoku.news/archives/10847

これはまた画期的ですね。このシステムでは、「斗南藩」や「是川遺跡」などのキーワードを入力すると、県史のテキストや関連資料を見られるなど検索機能を充実させたとのことです。こうやってテキスト化と検索機能の充実が進めば、例えば同じ文言や事象、事件などを横断で検索できますから、そうした研究もさかんに成でしょう。何より、研究の精度が上がります。歴史学が科学だとしたら、史料による実証性の正確度をあげることが一つの大きな鍵になりますからね。こうした状況が進むのを心から望みたいと思います。できれば原文書も検索できるようになればいいですね。逆に原文書しかアップされていないものはテキスト化が進めばと思います。要求は次第にぜいたくになっていきますね(^^;)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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