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現存最大級の本陣から大量の史料 宿場町の様相把握に期待大きく 京都新聞 2019.03.30

滋賀県草津市の教育委員会が3年計画で進めている草津宿本陣(同市草津1丁目)所蔵の史料調査で、古文書の総数が当初の見込みの2倍にあたる約1万点に上ることが分かった。本陣の経営だけでなく、宿場の運営や人々の暮らしに関わる記録や物品も確認され、市教委は「草津宿全体の様相を浮き彫りにできるのでは」と期待している。

詳しくはこちらで → https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190330-00000012-kyt-l26

宿場町は火事も多く、そもそもが江戸時代からの「町場」ですから明治以降も建て替えや都市改造のために史料が残りにくいのですね。神奈川県の東海道では、大磯宿の史料が比較的残っていますが、それも江戸時代後期がほとんどです。

草津宿では本陣の史料が1万4000点以上ですか!正しく宿場としても本陣としても最大級の史料群ですね。大いに期待したいです。というか、そういう古文書の整理をやりたーーーい(>_<)

Twitterでアップされていたのですが、五街道の宿場が網羅されています。凄いと思いませんか!

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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