“大岡裁き”などで知られる江戸時代の奉行らが実際にはどのような裁判をしていたのか、当時を知る手がかりとなる記録が見つかりました。
江戸時代の裁判記録は関東大震災で焼失したものも多く、専門家は「江戸時代の役人が慎重に刑罰を判断していたことがうかがえる貴重な資料だ」としています。
詳しくは下記のURLをクリックしてください。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220501/k10013607711000.html
最高裁判所の倉庫で「御仕置廉書(おしおきかどがき)」と題した裁判記録が見つかったそうです。写真でみてもかなり分厚い記録で、ところどころに付箋が貼ってあって、先例をみて慎重に刑罰を判断したとか。でも、基本的に江戸時代は先例主義の最たるものですから、当然かと。
また、この種の裁判記録は長崎などの幕府直轄地や各藩には残っていたはずですよね。「長崎犯科帳」は有名ですし。以前、伊豆韮山の江川代官所の史料調査をしていた頃は、やはり大冊の「御仕置留」がありました。中を読んでみると江戸のなんとかという盗賊が商家に盗みに入って、そのまま逃げ出して…とか、村方文書ではあまり見ることのない雲霧仁左衛門みたいな話が出てきて感心したことがありました。
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