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文化財のびょうぶ絵、防虫処理で変色 完全修復は困難 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

熊本市現代美術館の指定管理者、市美術文化振興財団は18日、誤って変色させた高知県指定文化財の屛風(びょうぶ)絵5点を修復し、作品を収蔵、管理する同県香南市の文化施設に返したと発表した。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00000058-asahi-soci

>「無知」というのは恐ろしく、時には大きな罪である。自治体も美術館や博物館が管理できなくて、指定管理者制度が導入され、それが何か魔法の杖みたいに思われているけれど、所詮、専門の知識と理念をもっていないとこういうことはこれからも起こる。そして後の修復の方が絶対お金がかかる。

ついでながら、観光マインドを取り入れたいんだったら、博物館や美術館などは交通の便が良くて人が集まりやすい場所につくるべき(保存の問題はあるが…)。それができないのが行政。

《参照》

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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