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龍ケ崎の表記バラバラ 市は「龍」でも県の施設は「竜」(朝日新聞) – goo ニュース

茨城県龍ケ崎市内のあちこちで二つの表記が混在している。市は正式名称として「龍」を使い、市立小学校や消防署なども「龍」だが、警察や県立高校などの施設は「竜」。地元の二つの銀行の支店名も「龍」と「竜」に分かれており、市は「『龍』に統一してほしい」と願っているのだが。

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https://news.goo.ne.jp/article/asahi/region/ASK4K6KWJK4KUJHB011.html

>『龍ケ崎市史』を専門員として執筆した担当者の一人としてひと言。「龍」という字は正確には、右の3本の横棒の一番上が内側にはねているんですよね。だから「龍」という字もでもないんです。ついでに市のマークは、龍が3本の爪で玉を掴んでいるようす。ドラゴンボールですね。

江戸時代だと資料ごとどころか、その文書の中でも違う字が使ってあったりするので、結構いい加減です。旧字も何をもって旧字とするのは難しく、結局、戦前は印刷所ごとに文字の造りが違ったりしますから、単に旧字や異体字、俗字とかいったもので表現するのも結構困難です。ある意味、文字の歴史が一番難しいかも知れません。

あ~ぁ、久しぶりに牛久沼の風景が見たくなったな。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
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