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「立花宗茂を大河ドラマに」 柳川市、7月に招致委 – 西日本新聞

川下り観光で知られる福岡県柳川市と市内4団体が、2020年NHK大河ドラマの招致を目指し、県や福岡市など県内自治体をはじめ、企業、歴史学者を巻き込んだ招致委員会を7月に結成する計画を進めている。主人公は柳川藩初代藩主の立花宗茂(1567~1642)と妻の〓千代(ぎんちよ)(1569~1602)。

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https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/323539

>キュレーションに記事の報告が来ましたので、私の故郷がらみでもう1点。立花宗茂は、筑後国柳川藩の藩主です。筑後国は、北部の久留米藩21万石と南部の柳川藩10万9600石に分かれています。久留米藩の藩主は有馬家で私の故郷八女郡は、江戸時代には上妻郡(こうづまぐん)といって、久留米藩領に含まれます。おもしろいのは、石高の問題もありますが、久留米藩有馬家は「国主」(国持)大名ですが、柳川藩立花家は「准国主」(准国持)の家格になります。どちらも「国」全体を支配しているわけではないですけれどね。

それにしても、大河ドラマの誘致は年々激しさを増しているようですね。地方創生=観光=大河ドラマという図式が顕著ですからね。せっかくですから、立花家の別邸「御花」の庭園「松濤園」の写真を掲載しましょう。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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