桑原武夫蔵書:遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪 – 毎日新聞

フランス文学者で元京都大教授、桑原武夫さん(1904~88年)の遺族から寄贈された蔵書約1万冊を、京都市が2015年に無断で廃棄していたことが、遺族側関係者などへの取材で分かった。利用実績が少なかったことから「保管の必要はない」と判断したという。

 ↓ 詳しくはこちら

https://mainichi.jp/articles/20170427/k00/00e/040/246000c?utm_source=smartnews&utm_medium=ios&utm_campaign=smartnews&mode

>図書館は保存する施設ではなくて、活用するための施設だからな。活用されなくなった蔵書が廃棄されているのは普通のこと。でも、これって、膨大すぎるからたらい回しのあげく誰にも顧みられないうちに捨てちゃったってことだよね。代がかわったら目録のあるものでも貴重な古文書が廃棄されることもよくあること。処分してしまえばもう二度と戻らない。歴史遺産や文化財が人類の遺産なんだという認識が日本には基本的に足りないのです。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

コメントを残す

コメントを残す

«
»
  • LINEで送る