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「何キロまで近づいていいか」手付かずの国宝 沖ノ島 接近・上陸懸念 (西日本新聞) – Yahoo!ニュース

世界文化遺産登録が勧告された福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」は、厳格な上陸制限により、古代の祭祀(さいし)の遺産や信仰を守り継いできた。世界遺産候補として知名度が高くなるにつれ、関係者は沖ノ島への接近や無断上陸の懸念を強めている。「観光地」にできない遺産を保護するために、新たな手だてが必要だ。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170506-00010001-nishinpc-soci

 

>この記事はいろんな新聞に出ているので、ご存じのことと思う。実家も講読しているし、一番現地に近い新聞をとりあげた。そもそも「観光」ということを前提に世界遺産をめざすというのが根本的に間違っている。世界遺産の理念は、これまで残ってきた貴重な人類の遺産を未来に残すために、保存・保護していこうということ。やたら伝統を言う割には、日本の「文化」の貧困さを感じざるを得ないですね。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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