誰もが知る歴史上の史実にはドラマチックなものも多いが、中には真偽が怪しいものもあるようだ。

↓　詳しくはこちらで

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170716-00000014-pseven-life

＞結構、こういった話が創作なのは、歴史学の世界では普通ですね。戦国以前については、一つは江戸自体に編纂されたものや、庶民文化の発達で創作されていきます。また、明治以降、戦前までは、いわゆる皇国史観の影響で、各地に英雄伝説や、史跡の改変などが行われます。

それが創作だとすると、がっかりする人も多いかも知れません。その意味で、「本当のことを言ったら、歴史は面白くない」というのも真実でしょう。でも、それを超えて、「じゃ〜本当のところはどうなんだろう？」と疑問を持つこと、それも根拠を探して、史料から改めて組み上げていくと、歴史はまた、輝き出しますよ。また、どうしてそうした創作が作られたかを追ってみるのも面白いです。歴史はやっぱり奥が深いです。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授

専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで！

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