佐賀に150年ぶり里帰り パリ万博出品の陶磁器 佐賀新聞

江戸末期に開かれた第2回パリ万博に佐賀藩が出品した有田焼などの陶磁器がフランス国立セーブル陶磁美術館で新たに見つかり、150年ぶりに佐賀に“里帰り”する。

↓ 詳しくはこちらで

http://www.saga-s.co.jp/sp/news/saga/10101/452170

>有田焼に伊万里焼、佐賀は陶磁器の一大産地ですね。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に大量の職人を連れてきたことが、当地の陶磁器生産の大きな画期になりました。以来、佐賀藩は、毎年11月と12月に将軍に対して、鉢・大皿・皿・小皿・茶碗を献上しています。酒井田柿右衛門の名前を出すまでもなく、佐賀藩にとって陶磁器は大きな産業でした。第2回のパリ万博は、慶応2年(1866)に開催されていますが、当時の佐賀藩は、科学技術の点でも先端を行っていました。幕末の佐賀藩はまた、非常に興味深いですね。9月には佐賀の後援会でそうした一面を講演する予定です。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

コメントを残す

コメントを残す

«
»
  • LINEで送る