幕末の史料を数多く所蔵する町田市小野路町の小島資料館から、新選組に関する2冊の本が出版された。館長の小島政孝さん(67)が書いた「幕末群像伝 土方歳三」と、小島さんが会長を務める幕末史研究会の会誌「浪士姓名簿」。どちらも新選組の新たな一面が分かる興味深い読み物になっている。
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https://mainichi.jp/articles/20171003/ddl/k13/040/061000c
>小島館長は、新選組研究や天然理心流研究の先第一人者です。私もこの記事を読んで、早速、「浪士姓名簿」が収録された『幕末史研究』44号を購入しました。よくみてみると、これは6月30日の歴史記事キュレーションで紹介した東京大学法学部図書館の「浪士姓名簿」の翻刻だったのですね(http://www.ihmlab.net/tweet/curation/6941/)。原史料の写真版と翻刻が上下に並べてあって、すこぶる便利です。宮地正人先生の『歴史のなかの新選組』(岩波書店、2004年)に、付録として浪士組・新徴組の出身地別一覧表が収録されていますので、比較検討してみるのもいいかと思います。とくに新徴組の研究は、新選組に比べて大きく遅れています。実際には新選組も基本的な史料が少ないこともあって事実関係も不明なことが多いのですが、それに比べれば、新徴組の方が史料も結構残っています。京都警衛の新選組と江戸警衛の新徴組。言わば双子の浪士組とも言える2つの組織でも、私自身は新徴組に興味を持っていました。ただ、その唯一とも言える『新徴組』の本がなかなか手に入らなくて困っていたところ、Twitterを通じて、ご寄贈いただきました。古本屋を捜してもなかなか見つからなかったのに、本当に嬉しい限りです。
新徴組の研究、少しずつでも進めていこうと思っています。
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