気象庁富士山測候所の職員が68年間つづった40冊以上の「カンテラ日誌」が所在不明になっていた問題で、同測候所を管轄した東京管区気象台は毎日新聞の取材に、昨年11月以降に「文書整理の一環」で廃棄していたことを明らかにした。
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https://mainichi.jp/articles/20180810/k00/00m/040/187000c
>これ、Twitterなどでも怒りの声が上がっていました。取材に対し同課担当者は「毎日の出来事や感想を個人的に書き留めたもの。職務ではなく、行政文書に当たらない。庁舎内のスペースは有限で、必要ないものを無尽蔵に保管できない」と述べたという。バカか!
1980年代にアーカイブズの議論が盛んになった頃、今、行政文書が処分されている、それを何とかしなければと言うことで、従来の史料保存運動に加えて行政文書保存の重要性を訴えてきた。30年くらいかけてやっと、そうやっとここまで来た。でも、本来は「行政文書」だから残すのではなく、将来にわたって「歴史史料」となるものを処分しないように、然るべき専門家=アーキビストを育成して、歴史に応えられるような体制を築いていこうというのが根本的な理念だったはず。なぜ?国立公文書館に相談しなかった?なぜ?独断で処分した(怒)官僚の意識の貧困と、この国の歴史過程を尊重しない大欠点の象徴でもある(怒)
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