平城京跡、4回の巨大地震の痕跡…南海トラフか 2018年08月25日 17時23分 YOMIURI ONLINE

奈良市の平城京跡で、古代から近世にかけて巨大地震が4回発生したことを示す液状化現象の痕跡が、奈良文化財研究所(奈文研)の調査で確認された。いずれも南海トラフ巨大地震だった可能性があり、震源から遠い内陸の遺跡から、複数の地震痕跡が確認されるのは初めてという。奈文研は今後、各地の発掘記録を集めて未知の巨大地震を含めた発生の頻度や規模の解明を進める。

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https://www.yomiuri.co.jp/culture/20180825-OYT1T50022.html

>災害史を研究していますと、文献史料の限界性を感じますので、こうした隣接科学との協働作業が望ましいですね。ただ、痕跡をいつのものか特定するのは、まだまだ難しいようです。いずれにしても、宝永4年(1707)の富士山噴火の際にも、その直前に南海トラフが巨大地震を引き起こしています。やはり1番注意すべき場所であることに変わりはありません。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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