松代大本営 工事に従事の朝鮮人労働者名簿 米国で発見 毎日新聞

松代大本営 工事に従事の朝鮮人労働者名簿 米国で発見 毎日新聞

太平洋戦争末期、本土決戦に備えて、大本営や政府機関などを移転するために作られた松代大本営地下壕(ごう)(長野市)の工事などに従事した、朝鮮人労働者などの名簿が見つかった。2600人を超える名前や本籍の住所、年齢などが記されており、労働者の妻や子どもと思われる名前もあって、これほどの人数の名簿が見つかったのは初めてとみられる。資料は、国学院大学の上山和雄名誉教授(71)=日本近現代史=が、1990年代初め、戦後に日本から押収した資料を保管している米議会図書館で発見した。

↓ 詳しくはこちらで

https://mainichi.jp/articles/20180830/k00/00e/040/325000c

>ここに書いてある国学院大学名誉教授の上山先生が、1990年代初めに発見したという記事についてです。全くの余談ですが、上山先生は当時、アメリカに留学されていて、友人と二人でその追っかけでワシントンまで行きました。2週間ぐらい滞在しました。もちろん、米議会図書館にも行きました。ナショナルアーカイブズにも一緒に行って、先生はこの時、中国人労働者の暴動に関する資料なども発見されていました。GHQ文書については、国会図書館でもマイクロで収集していますし、やはり国自身がアメリカ側の資料をきちんと調査して、国費で研究をやらせるべきでしょう。もっとも、そうなるとたぶんいろいろなことが明らかになるので、戦時・戦後のいろんなことをチャラにしたい人々にとってはまずかいかも…ですね。

これはワシントンのスミソニアン博物館の1つ、国立航空宇宙博物館で展示されている零戦です。当時、写したものです。


投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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