いや~ようやく卒論の口述試問(口頭試問)が終わりました。相変わらず、卒論指導の難しさと評価の難しさを痛感しております。いろいろ議論はありますが、アクティブラーニングに効果があるとしたら、卒業論文こそ、究極のアクティブラーニングですから!
これをもちまして、ようやく1965年のNHK大河ドラマ「太閤記」のDVDを視ることができました!そう緒形拳さんが豊臣秀吉を演じている伝説の太閤記です。ちょっと持ち上げすぎでしょうか(^^;)
何だかタイトルバックからして素朴ですよね。実はこのDVDは1週間以上前に届いていたのですが、もう~忙しくて忙しくて、ようやく一段落です。そこで研究室にある43インチというドデカディスプレーで一人ゆっくり鑑賞です。
そしてこの回はなんと!「本能寺」!そう本能寺の変を扱った回です。信長役はもちろん高橋幸治さん。当時は高橋さんの人気が高く、助命嘆願などが殺到したそうで、その分先延ばしたと言われています。確かにいいんですよね。その分、緒形さんの出演シーンが少ないですが、なんといっても重厚なつくりです。
佐吉役は石坂浩二さんだったのですね。お市は岸惠子さん。う~む。初めて視た大河ドラマであったのですが、さすがにここら辺は覚えていませんでしたね。自害する高橋信長。白黒だからこその迫力があります。とにかく演出も出演者も重厚なんですね。Twitterとかでは、ドラマの史実がどうのこうの言った議論がさかんですが、ドラマはあくまでもドラマで、何もすべてを史実通りにする必要はないですもんね。確か本能寺の変で、千葉真一さん演じる影の軍団が、松方弘樹さん演じる信長を燃え差から火の中で斬り殺したなんてドラマもありましたからね。いずれにしても今年のNHK大河ドラマもようやく始まりました。長谷川博己さんが主演の明智光秀を演じる「麒麟がくる」…どうですか?勉強のためにこれまでの本能寺の変の回を視るというのは!脚本家の池端俊策さんは、緒形さん主演の作品を多く手がけていらっしゃいますし。
改めて思うのは、これらを視た層が大河ドラマの視聴者の中軸を占めているのですから、かくあるべき、あるいはかくあって欲しいと思う人が多いのは確かでしょう。私自身も重いのは避けたいですが、重厚なつくりの作品を視てみたいと思っています。それにしても、緒形さんの笑顔は若い頃も本当に変わりませんね。まさしくひとたらしの笑顔です。
クラウドファンディングをやります!
10月3日(土)から横浜市歴史博物館で開催する緒形拳さんの展覧会に向けて、クラウドファンディングを実施します。それまでの準備としての整理作業も含めてです。今回もアカデミスト株式会社にお願いする予定です。まだ「吉岡由緒書」も編集中で申し訳ないのですが、充実した展覧会を開催するために、ぜひご協力ください!!これから順次、情報を発表していきます(^_^)
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