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緒形拳展覧会 映像の力!

本日は、朝日新聞と神奈川県のマグネットカルチャー局が取材にみえられました。先日は毎日新聞がみえられたそうで、少しずつでも広まってくれればと思います。

さて、展覧会の見どころはいくつもあって、開始前の1週間から順次、説明していこうと思っていたのですが、開会してもいろいろとやることがあって、まぁ~遠隔授業でもちょっとトラブったりして…(^^;)なかなか思うように行かないものですね。

今回は会場に3つの映像を流しています。一つ目は、緒形さんが亡くなった後に高輪プリンスホテル(当時)で行なわれた偲ぶ会で上映されたビデオです。

こちらは、博物館の壁を使って、プロジェクターで投影しています。代表的な作品、映画であれば「鬼畜」とか「復讐するは我にあり」とか「楢山節考」、テレビだと「太閤記」「破獄」「帽子」「風のガーデン」、もちろん「ひとり芝居 白野」なども!映画各社、テレビ局各局の協力を得て、見ていただけるようにしています。これに「風林火山」と「ひとり芝居 白野」のメーキングビデオも尽かし、さらにオフショット写真のスライドも!

オフショット写真のスライドは、場外でも流しています。常設展示場に向かう廊下です。

そしてもう一つ、これは国際日本文化研究センターの石川肇先生がご提供いただいたのですが、新国劇が「剣劇」を上演する際の殺陣の型10種です。演舞は岩上力さんと笠原章さんという新国劇出身のお二人が演じていらっしゃいます。

ちょっとした工夫です。このサイトでも何度か紹介しましたね。ゼネラルの年代物のテレビにiPadをはめ込んで、ループでみられるようにしています。新国劇の真向かいのコーナーです。画面は小さくなってしまいますが、レトロと最新の組み合わせで、なるべく近くで見ていただきたいという想いです。

目は口ほどにものを言う。やはり映像でみることができるのは大きな力です。会場に来ていただいたら、展示物だけではなく、こうした映像もぜひじっくり見ていただきたいものです。とはいえ、コロナ禍の現在、なるべく長く立ち止まらないようにとは言われていますが…(^^;)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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