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禁門の変:御所をめぐる闘い再考

クラウドファンディング第2回特別講演会のお知らせです。クラウドファンディングは、小田原藩士の記録「吉岡由緒書」を翻刻するプロジェクトでしたから、もちろん、「吉岡由緒書」を使った講演です。第1回目は、元禄大地震と富士山噴火について、「吉岡由緒書」にある吉岡家の俸禄米の記載から災害が家臣に与えた影響と、復興の過程についてお話しさせていただきました。

今回は、高輪キャンパスで、禁門の変(蛤御門の変)について講演します。小田原藩は、混迷を深める幕末の京都を守衛するために派兵を命じられます。これに吉岡家の8代当主の信徳が従軍し、禁門の変に遭遇するのです。当時小田原藩は、御所内の日の御門(健春門)の守衛を命じられていました。外門の蛤御門とは反対側でしたが、刻々と変わる戦況について信徳は、詳しく書き綴っています。『小田原市史』近世Ⅰ 藩政編には京都守衛に関して3点の史料が収録されています(史料No.286~288)。これらに対して、「吉岡由緒書」では変当日の記録が詳しいのです。ここで何がわかるのか?歴史学において古文書を利用する方法、その読み取り方から話をしてみたいと思っています。21日の土曜日です。

今回もまた、Mr.Meshichiがポスターを作ってくれました。先日の相武地域史研究会シンポジウムのポスターをちょっと作り替えてもらったものです。ご参加いただける皆さま、お楽しみに!!

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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