来たる2月16日の金曜日、横須賀市のヴェルクで「三浦半島の海の道と陸の道」と題する講演会を開催します。NPO法人のよこすかシティガイド協会という横須賀のボランディアガイドや史跡などの案内をしている協会からの依頼です。横須賀市史では10年ほど専門委員をやっていましたし、その前からいろいろと調査等もしていたのですが、横須賀で講演会をやるのは初めてです。『新横須賀市史』通史編 近世の第6章をもとに話をして欲しいとのことでした。
このサイトでは、歴史コラムというコーナーで、「幕末維新の騒乱と東海道」というコラムを連載しております。これは相模国大磯宿を中心に幕末維新期の東海道の情勢を検討したものです。東海道は言うまでもなく、五街道のひとつです。三浦半島の道はいわゆる脇往還、脇街道にあたります。それも鎌倉の鶴岡八幡宮が鎮座する雪ノ下村から浦賀にいたる幾筋かの脇往還が対象です。浦賀には浦賀奉行所があります。だから、これらの脇往還には、五街道の宿駅にあたる人馬の継立場というのがあって、人馬が不足する際に近隣の村から補充する助郷役も設定されています。さらに陸の道だけではなく、三浦半島を囲む「道」もまた重要な「海道」なのです。三浦半島の浦々の船はまた、重要な役目を果たしていきます。詳しくはまた、紹介しましょう!
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