【講演】東海道の幕末維新-明治維新150年-

お知らせ
【講演】東海道の幕末維新-明治維新150年-

来る19日の土曜日、寒川町民センターで、「東海道の幕末維新-明治維新150年-」と題する講演会を開催します。このサイトの歴史コラム「幕末維新の騒乱と東海道」Vol.1~19をもとにしたものです。今回取り上げるのは、

①文久元年(1861)和宮の降下

②文久2年(1862)島津久光の率兵上京と江戸下向

③文久3年(1863)将軍家茂の上洛

④元治元年(1864)・慶応元年(1865)長州征討と将軍御進発

⑤慶応3年(1863)神仏のお札降りとええじゃないか

⑤慶応4年(1868)官軍の東征と戊辰箱根戦争

⑦慶応4年・明治元年(1868)明治天皇の東幸・再東幸

少々…というか、かなり欲張りですから話しきれるか不安ですが、東海道を軸として、幕末維新期における政治動向との関わりを一気にみていきたいと思っています。だから基本は地域からみた幕末維新です。もちろん、さまざまな人物が入り乱れる幕末維新を、そうした人物に焦点をあててみていくのはおもしろいですが、幕末維新のおもしろさは、政治的な動向がいろいろな地域にダイレクトに影響を与えるところにこそあります。ましてや東海道は、江戸と京という2つの政局を結ぶ大動脈です。もちろん、話は現在の神奈川が中心となりますが、大きな視点から幕末維新を再検討していくためには、こうした地域や被支配身分の人たちのさまざまな動きを組み込んでいくことが重要だと思っています。できるだけ人物を相対化しつつ、地域が体験した幕末維新のお話にぜひご期待いただければと思います。ただし、寒川町関係の方だけですが…(^^)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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