お題No.011 新百姓取立証文 村と百姓

Let's古文書
お題No.011 新百姓取立証文 村と百姓

今回のは、古文書はとっても興味深いものです。さる百姓の家抱(けほう)が主家から離れて独立して、新百姓になるという。これはどういうことなのでしょう?家抱ってなんでしょうか?そしてこの証文は、そのことにあたってどんなことを取り決めたのでしょう。

江戸時代の村はだいたい6万5,000から7万2,000ほど(時期や数え方によって異なります)、そこで暮らす百姓の数は、江戸時代の人口の8割にあたっていたと言われています。よく「農村」と言いますが、正確にいえば、江戸時代の村には漁村も山村も含まれますから、ここは村といった方がいいですね。また、村の職業は農業だけではなく、当然、漁業や林業なども含みます。だから、それらを含め、村に住む人は「農民」ではなく「百姓」なのです。そして、村の百姓たちも一様ではありません。その変化はまた、江戸時代の村と百姓の特徴でもあります。

と言うことで、まずは読んでみてください(^_^)

お題No.003のPDFファイル=1800_sinbyakusyoutoritate

25字×20行の原稿用紙PDFファイル=genkouyoushi

それでは、1週間後に(^^)/

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

『お題No.011 新百姓取立証文 村と百姓』に2件のコメント

  1. 常田 孝治 より:

    馬場先生のこの関連フアイルはとっても興味があります。

    • 馬場 弘臣 より:

      常田 孝治様
      おはようございます。サイト運営の馬場です。お褒めの言葉をいただきまして、ありがとうございました!もっとお役に立てるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします(^^)

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