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「人文科学における歴史学」のテキストをアップします(^^)

現代教養-基礎教養科目の後半戦が始まりました。月曜日2コマと金曜日の2コマは、8回目になったところでバトンタッチです。まだ、採点が終わってないので、明日も研究室詰めなのですが…(^^;)

とりあえず、「人文科学における歴史学」のテキストをアップします。前半では、まだまとまっていなかったので、プリントを配布しましたが、授業を休んだ学生がもらい損なったり、いといろとたいへんですから、テキストにしました。ただ、講師室のリソグラフなどでは綴じる作業が必要で、300枚を綴じるのもたいへんです。一応、契約しているコピー機を使って印刷しました。結局、自腹です。秋もこれをやるのかと思ったら気が重いです(>_<)とはいえ、いわゆる「歴史学とは何か?」という、大上段に構えた授業で、歴史学の概念から教えるとなると、話をするだけでは難しいですからね。そもそも「歴史とは何か?歴史学とは何か?」って、研究者にとっては最初の課題であり、最後に残る窮極の課題なんですけどね。だから、私もまだまだ試行錯誤です。これがすべてというわけではありません。もっと違うことを取り上げるべきかも知れません。そもそも参考文献としてあげている書籍も全部読んだわけはないので、本当にまだまだこれからです。毎年、バージョンアップしていけたらと思っています。

テキストでは5回分までです。6回目は、私の研究の一端について、具体的な話をする予定です。それは小レポートにします。7回目はまとめと試験です。

いずれしてもこの授業では、歴史学に関する言葉(語句・用語など)の意味と概念を知ってもらうこと。歴史学の方法論について知ってもらうこと。その上で、歴史学を自分の研究や、大げさに言えば人生にどのように活かすのか、そして歴史学という学問から「現代」はどのようにみえるのか、ということを重視したいと思っています。概念の話となるとなかなか面倒ですので、話を聞きながら、テキストの空欄部分を埋めるという形式をとっています。興味のある方は埋めてみたらいかがでしょうか?

受講生の皆さんは、とりあえずダウンロードして、PDFファイルで持っておくのもよいかも知れません。とくに月曜日に配布したテキストでは番号が違っていたり、誤字等もありますので、こちらの方がいいっかなぁ~と。内容自体は変えていませんので、もちろん、そのままでも大丈夫ですよ!

「人文科学における歴史学」PDFファイルテキスト=rekishigaku_Text

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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