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今、唯物史観!_人文科学における歴史学

日曜日の大学は人影も少なくて、何となくまったりしています。落ち着きますねぇ。直撃はないようですが、大型台風5号が接近中とのこと。雨は今はパラパラ程度です。来週の日曜日はオープンキャンパスですから、きっと今日と違って賑わうことでしょう。もっとも、実験棟あたりはあまり関係はありませんけれどね。

さて、明日、月曜日の授業用にPowerPointを作成しておりました。明日の講義は、「時代区分論」です。「歴史を考えることは歴史を時代区分することである」という、イタリアの哲学者クローチェ(1866~1952)の言葉を手がかりに、「紀年法」から始めて、日本史教科書の時代区分ヨーロッパ三区分法へと話を進めていき、最後はマルクス(1818~83)の唯物史観史的唯物論による発展段階説について説明する予定です。

今さらマルクス?発展段階説?とお思いの方もいらっしゃいますでしょう。確かにすべての社会が「発展」で説明できるものではない。「社会主義」-「共産主義」は失敗したではないか。と、史的唯物論による歴史の説明はすでに破綻しているのかも知れません。

でも…では、なぜ歴史は動くのか?ということについて、体系的に説得的に説明したという意味では、今でも魅力のある学説だと思います。物質の生産に関する社会の経済関係を基本に置いた考え方を今、考えて直してみるのも決して意義のないことではないと思っています(二重否定 ^_^)

これについては、先にアップしましたテキストにも項目を立てております。で、今回は授業用にちょっと概念図を作成してみました。授業用ですから、テキストと同じようにここでも空白カ所を埋める形式にしております。さて、皆さま、書き込んでみては如何でしょう。

将来的にはさらに、カール・ポランニー(1886~1964)の経済人類学や、ウォーラスティン(1930~)の世界システム論ユヴァル・ノア・ハラリ(1976~)の『サピエンス全史』等々についても紹介できたらいいなぁ…と思っています。ただ、明日は1時限目からなのですが、雨は大丈夫かしらん。学生はちゃんと来るかしらん。で、果たしてどれくらい理解してくれるか?そこからですね!明日は回答とともに反応を報告しましょう(^^)/

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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