とりあえず、古文書を撮影することも考えて、研究費で非接触型スキャナー CZURhET16Plusなるものを購入してみました。要はカメラで写す方法をそのままスキャナーにしたものです。こんなやつです。
何だか思った以上にがっちりしています。スイッチは本体と指で押すタイプと足で押すタイプの3種類があります。これはハードの場合で、もちろんPCにつないで貞享を見ながら撮影することも出来ます。その場合はソフト的にスイッチを押すこともできます。こちらは実際にPCにつないで試している様子です。
Lenovoのノートパソコンにつないで、実際に古文書を撮影してみました。カメラの場合は、カメラの向きに合わせて、つまり古文書を向こう向きにして撮影しなければなりませんが、このスキャナーだとこちらに向けたまま撮影できるのはいいですね。また、PCだけではなく、本体の上部にカラーのモニターが着いていますから、そこから位置決めをすることもできます。いずれにしてもこれは冊子体のものを撮影するときには重宝します。向こう側に古文書を向けていると、ページをめくる感覚がちょっとずれますからね。
ただ、やはりA3が最大というのは実際に古文書を撮影するには厳しいですね。後、ソフトの出来はあまりよくないので、自動でトリミングさせるのは難しいです。手動で範囲を決めなければならないのはやはりいちいちが面倒です。ただ、これも冊子体のものでしたら、一度確定すればその後はページをめくるだけですから楽ですね。
考えてみたら、そもそもが本を撮影=スキャニングする機器ですから、当然といえば当然ですね(^^;)
なお、ライトは上の撮影機の下側にLEDが着いているのとは別に、途中に付けることもできます。写真では途中で横に伸びているところです。これは反射を避けるためで、上側のLEDを消してこちらを優先すれば、映り込みを押さえ込めるとのこと。確かにコート紙の本などを撮影するのにはいいかも。で、写真を撮影することを試してみたのですが、結構、映り込んでいました。やっぱり限界はありますね。そもそも光り物を撮影すること自体が難しいですし。
と、本来の目的とは異なる使い方をして観ました。これがあれば断裁してスキャニングする必要はなくなるなとは思いますが、ただ、その方が作業としては早くて楽ですね(^^;)
もう少し使ってみます。というか、今度は書籍で試してみましょう!
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