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GoProで古文書を撮影してみた!

さて、いよいよGoProで古文書の撮影にチャレンジしてみます。GoProを購入しようと思った理由は、まずは小さいこと、軽いこと、広角レンズですから、あまり高さを必要としなくても古文書が撮影できると思ったことなどがあります。でも、一番の理由は、スマホを使ってGoProを操作できるということに魅力を感じました。つまり、スマホ、私が今使っているのはiPhone7ですが、これでレイアウトを見ながら、シャッターが切れるというわけです。ちなみにGoProはHERO5から音声操作に対応しているそうです。「GoPro写真」と言えばシャッターが切れます。でも、シャッターを切るのにいちいち言葉で言っていたらかえって疲れますね。

さて、まずは竪帳を撮影してみましょう。

カメラのポジションがかなり低いことがわかりますでしょうか?iPhoneにも古文書が写っていますよね。ここで赤丸のボタンを押せばシャッターを切ることができます。ボタンといってもソフト的なものですから、触るだけですね。画面ではちょっとわかりづらいですが、三脚は後ろだけを伸ばして、前足2本が垂直に近くなるようにセットしています。また、GoProをセットするのは、従来の折りたたみ式の自撮り棒ではなくて、Sametop Gopro Jawsのジョーズフレックスクランプマウントというアクセサリーを使います。これはクリップで留めることと、棒の部分が動くようになっています。これで前にぐっと伸ばして、先端を下げ、地面に平行になるようにセットします。こうすると何がいいかというと、まず、三脚の足が映らないということ、高さと場所をとらなくなるということですね。三脚が邪魔にならないということは、一紙ものの古文書や継紙になった長い古文書を撮影するに便利だということです。

三脚の足が邪魔になっていないことがわかりますでしょうか?こうした設定で写したのが次の写真です。

竪帳(冊子)一紙ものも継紙の古文書もちゃんと撮れているでしょう!2枚目と3枚目が継紙ですが、ここでは古文書を押さえるためのガラス棒が写らないようにも設定できるのでした。4枚目は一紙ものの古文書です。画面いっぱいに納めることも可能です。繰り返しますが、これだけカメラを低いポジションにセットしても…です。ちなみに画素数は12万画素ですから、私が持っている一眼レフカメラ、CanonのEOS KISSと同じ画素数です。ファイルの大きさも5MB。オーバーになります。

これを以前の古文書撮影風景と比べてみると一目瞭然です。

1枚目の写真は大阪大学で鴻池文書を撮影しているところで、EOS KISSを使っています。これはカメラの後ろの液晶画面が、バリアングルといってくるりと回せるのが特徴で、そこでレイアウトを確認しながらシャッターを切ることができます。2枚目の写真は、2004年のもので熱海で史料整理作業をやっているところです。いわゆるコンパクトデジタルカメラを使っています。右の下に何やら小さい物体があるのがわかりますでしょうか?これは、液晶テレビです。バリアングルでなければ、カメラが高い位置にある場合、確認するのが大変です。そこで、デジタルカメラのビデオ出力機能を使って、小さな液晶テレビで確認しながら撮影をしようとしたものです。ライトをつけているのは、フィルムカメラの時代の名残です。今はデジタルカメラ自体のレンズが明るいので、わざわざライトをつける必要はなくなりました。

もちろん、スマホやiPadなどを使って撮影する方法もあります。それでもレイアウトのチェックなどは、できれば手元でやれた方がやっぱり便利なのですねぇ。

ということで、まだ実際の調査には使っていませんし、今少し工夫が必要でしょうが、これなら軽くコンパクトな荷物で、一眼レフカメラ並みの写真が、レイアウトをスマホで確認しながら撮れますから便利!なはずです。写真はミニSDに保存されますから、PCにファイルを移すのも楽です。この写真を移すという作業がiPhoneの場合は結構、面倒なのですね。基本的にはクラウドに置くようになっていますから。

それからGoProは、電池の持ちが悪いことでも有名ですが、これも大丈夫です。充電コードを差し込む側が大きく開いているケースにすれば、充電しながら撮影をすることができます。ついでにスマホも充電しながら使うのがいいでしょうね。次がその例!窮極のGoProによる古文書撮影ですね!

以上、GoProで古文書を撮ってみた!報告でした(^^)

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
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