木曽路の旅…雑感 男瀧・女瀧、五平餅、こけし侍

今日のつぶやき
木曽路の旅…雑感 男瀧・女瀧、五平餅、こけし侍

木曽路の旅の雑感です。宿場形成には水が豊富にあるかどうかが大きな問題だと言いましたが、妻籠宿から馬籠宿へ向かう道すがらで、南木曾町(なぎそまち)にある男瀧と女瀧を見物しました。何の予備知識もなく、看板が建っていて、車が停まっているので見に行っただけでしたが、これがまた結構な絶景でした。

1枚目が男瀧で2枚目が女瀧です。国道7号線から少し歩いてくだったところでまず女瀧が目に入ります。そこから少しいったところが男瀧です。写真では1枚にまとめていますが、実際には30m位でしょうか、距離があります。ここは木曽路を行き交う人たちの憩いの場となっていたようで、改めてこうした山の中を当時の人たちは歩いて行ったのだなと感慨深い場所です。

こちらが瀧の周りの風景です。うっそうとしていますが、瀧がある近辺はちょっと開けた感じもします。どちらの瀧も間近まで行くことができます。森林のマイナスイオンをたーっぷり浴びて、ここはパワースポットということで、納得です。滞在中には、馬籠と妻籠の間を歩いて行く人たち何組かと出会いました。約2里の距離、ちょっと歩いてみたい思いでした。

雑感の2。信州の名物といったら五平餅です。最近は朝の連続ドラマ「半分、青い」の影響もあってか、岐阜の名物としても有名になりました。中央高速では山梨のサービスエリアでも売っています。1日目は双葉のサービスエリア(山梨県)で食べたのですが、2日目は馬籠宿でいただきました。

こちらは「かなめや」というお店です。店の前を通りかかったときに、おばさま方から「ここの五平餅は本当に美味しい」と聞かされまして、坂の下まで行った帰りに立ち寄りました。いつでもこんな風に並んでいます。なかではおばちゃんが一生懸命焼いていらっしゃいました。おじいちゃんも洗い物をしたり、お嫁さんでしょうか娘さんでしょう、旦那さんでしょうか、息子さんでしょうか、とにかく家族総出での販売です。焼いても焼いても間に合わないですものね。私がようやく入れたのはちょうど次の焼き上がりまで待つときでした。「うちの五平餅は2度づけするから時間がかかる」とのこと。しばしの辛抱です。で、焼き上がった五平餅が熱々なのはもちろんのこと、お米もタレももう絶品。お米は何でもおうちで作っていらっしゃるササニシキだとか。米の潰し具合も絶妙です。義父が上伊那の辰野の出身ですから、信州には何度も足を運んで、五平餅も今までたくさん食べましたが、間違いなくこの「かなめや」さんの五平餅が1番美味しかったです。

馬籠宿は、奈良井宿や妻籠宿よりも小さく、坂があって、家屋もそこまで古い感じはしませんが、面白いお店がたくさんあります。従来のいわゆるお土産屋さんだけではなくて、ちょっとおもしろいものを売っています。と言うことでこちら2点を購入してきました。

まずはお侍さんのこけしです。初めて見ましたこけし侍(^_^)色合いも形もこれまた絶妙です。しかもこれ以外に若侍と忍者のこけしも売っています。店によって品揃えが違いますが、少なくともこのこけし侍は3か所で売っていました。若侍も忍者も欲しかったのですが、1体2,500円しますので、まず最初はこれだろうということで、こけし侍を購入しました。こけし忍者はあきらめましたが、途中のお店でこの忍者人形を売っていましたので、これで我慢しました。これ、何やらネジがいますよね。実はこの忍者君バック転をするのです。動画でお目にかけられないのが残念です!ただ、Instagramでは公開しておりますので、興味のある人はどうぞ~(^^)通常の動画とスローモーションの2本を公開しています。結構、笑えます。

もし、馬籠宿にもう1度行くことができたら、こけし若侍とこけし忍者も買おう~っと。まずはこけし侍を研究室のゆるキャラ神社に奉納することにします(^_^)v

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

コメントを残す

コメントを残す

«
»
  • LINEで送る