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木曜古文書勉強会!

今年の2年生にはなかなかやる気のある学生がいて、古文書の勉強をしたいというのです。私はまだ授業を担当したことはないのですが、兼平先生の紹介です。木曜日の3時限目が空いているということで、この時間に古文書を読む練習をすることにしました。題して木曜古文書勉強会。女子学生が4名です。もちろん、もっと馴れてくれば、緒形拳さんの資料の整理も手伝ってもらおうと思っています。ただ、今は古文書の解読にすごく興味を持ってくれているので、先々週から始めました。みんな熱心に来てくれています。

古文書は、ウィンターセッション科目「史料管理学演習」の授業でも使っている伊豆国田方郡土手和田村(現・静岡県伊豆の国市韮山)の史料です。今は、借用証文や質地証文の類を読んでもらっています。形式がほぼ同じようで、しかも数字や名前に関する知識もつきますから、ここら辺から始めるのが無難なんですよね。しばらくは借用証文や質地証文を読んでもらって、古文書の「型」を覚えてもらおうと思っています。何ごとにも形があります。形を身につけないのにむやみやたらとやっていたら、それこそ「形無し」になってしまいますからね(^_^)と、以前テレビで坂東玉三郎さんがおっしゃっていました。

諸君、まだまだこれからだぞ!頑張ろう!!

そう言えば、「let’s古文書」をずいぶんと更新していませんでしたね(^^;)ちなみに前回のお題です。

古文書が入っていた籐かごの上で撮影しています。

 

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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