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反省…「東海道と横浜」

既報の通り、昨日は、KGU関内メディアセンターで、関東学院大学とKADOKAWA『横浜ウォーカー』のコラボ企画「東海道と横浜」講座でした。これも既報の通り「幕末の東海道と横浜」というテーマでお話ししたのですが、やはり20分では話しきれませんでした(^^;)そのために、18ページにおよぶレジュメを配布して、詳しくはレジュメをご覧くださいとしたのですが、そもそも90分以上の話を20分に縮めようという算段に無理がありましたね。20分は20分の話としてまとめた方がいいなぁ~。ここはPowerPointをみてもらうようにまとめた方がよかったなと、松波先生のお話を聞きながら思ったものでした。

もう一つの反省は、松波先生の国道の話と、宮本先生の保土ケ谷宿の話を聞きながら、ここは幕末にこだわらず、江戸時代の東海道そのものの話と横浜開港にともなう横浜道開通までを話せば良かったかぁと思っています。ちょっと「地域史からみた幕末維新」にこだわってしまったようです。講座の詳細については、当日の写真が届いたところで、またお話ししますね。

昨日は、講座修了後に横浜開港資料館の「明治の戦争と横浜」展と、都市発展記念館の「奥村泰宏・常磐とよ子写真展 戦後横浜を生きる」展を見に行きました。開港資料館は、ある意味斬新な企画ですね。横浜開港後、戊辰戦争を経て近代化の中で、明治に起こった日清・日露の戦争を地域の視点から見ていく…ですね。奥村氏と常盤氏については初めて知りましたが、弱者に捧げるお二人の視点の温かい視点が心にしみます。若い人に見て欲しい企画ですが、当日はたくさんの方が見学に訪れていました。展示会は明日までですからね!残念ですね。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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