阪東六番札所 飯上山長谷寺 通称:飯山観音

今日のつぶやき
阪東六番札所 飯上山長谷寺 通称:飯山観音

何だか慌ただしく過ごしているうちに、2019年も2日目を終えようとしています。元旦には娘たちが帰ってきて、家族6人総出のお正月で、今日は義妹家族が来て、またお正月。箱根駅伝では、往路2位になって、明日が楽しみです。

もう昨日このことになりますが、お昼を廻ったところで、2つ目の初詣に行ってきました!厚木市は飯山の通称飯山観音(はせかんのん)と呼ばれる飯上山長谷寺(ちょうこくじ)です。飯山は温泉地で有名で、桜の名所として知られています。年明け早々が戸室神社だったので、今度はお寺。実はかみさんが正月の御朱印が欲しいというので、最も近いところを探したら、飯山観音でした。子どもたちが小さかった頃は、よく遊びに行ったものでした。

観音堂まで続く燈篭が印象的な寺院です。それほど人も多くなくて、何となくのんびりした風情です。ただ、周辺の丘が削られたり、木が切られていて、ずいぶんと開けていました。狭かった駐車場への道も広げられるようです。きっと桜の季節に間に合わせるのでしょう。本尊の十一面観音像も正月の御開帳が行なわれていて、3日まで本堂に上がることができます。本尊はいつのものなのでしょうね。特徴的には鎌倉以前の一木造のようですが、専門家ではありませんのでよくわかりません。本尊が納められた逗子は、寛文12年(1672)に飯山村の大工西海氏によって造られたと言われています。観音堂は江戸時代の建築、嘉吉2年(1442)の銘がある鐘楼は、飯山の鋳物師清原国光の作とのこと。飯山が早くから開けていたことがわかります。

飯山観音で好きなのは、この仁王門に安置された金剛力士像です。宝永6年(1709)の作だそうで、ちょっとコミカルな「あ」と「ん」の顔が気に入っています(^^)

さて、帰ると娘が干支のイノシシをかたどったケーキを買ってくれていました。あまりに可愛いので、ちょっと載せておきますね。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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