大山阿夫利神社初詣の巻

今日のつぶやき
大山阿夫利神社初詣の巻

昨日、27日は天気もよくて、まさに蒼天の空でしたね(文字の意味が重なっていますが… ^_^;)で、予定通り、伊勢原市にある大山阿夫利神社に初詣に行きました。まぁ~毎年の正式な?!初詣は大山と決めています。だいたい厚木近辺では行きやすいこともあって、相模一の宮の寒川神社が多いようですが、うちは関東総鎮護と謳っている大山阿夫利神社です。初詣はもちろんのこと、娘たちの宮参りも七五三もすべて大山でした。

こうしてみると、大山も富士山ほどではないけれど、シンメトリーですね。厚木からはあまり山は見えませんので、特に目立って見えます。本当によいお天気でした。

いつも通り東學坊の駐車場に停めさせてもらって、坂を上り、ケーブルカーまで20数個の階段を上ります。それが結構きついので、寒川神社に比べれば参拝客も少ないのでしょうね。そもそも山岳信仰、修験の道場から発達した場所ですから、そうしたものですけれど…。

ケーブルカーでは下社まで行きます。今は阿夫利神社駅になっていますが、本社はこの山の上の石尊宮で、ここはあくまでも「下社」なのですね。とはいえ、お詣りは通常こちらで行ないます。江戸時代にはこちらには石尊宮の別当寺の大山寺がありまして、子院も含めてケーブルカーのある場所からこちらまでたくさんの堂社がありました。何せ、最盛期の宝暦年間(1751~64)には、盆山のひと月だけで30万人が訪れたと言います。いずれにしても、ここまで来ると、とにかく天気がよかったですから、景色も最高でしたね。珍しく伊豆大島まで見ることができました。

こちらは祈祷を待つ控室と拝殿への廊下、そして廊下にある湧水場です。これだとだぁ~れもいないようですが、この後、この待合室はいっぱいになります。商売繁盛の神さまでもありますから、企業や商店のお詣りも多いのです。今回驚いたのは、企業の中に中国名の方が複数いらっしゃったことです。何だか時代の流れを感じました。

何はともあれ、今年は私が後厄でかみさんが本厄ですから、まずは厄落としですね。帰りには大山寺で厄落としのかわらけ投げをしっかりやってきました。鉄製の不動明王像の御開帳もやっていましたので、久しぶりに拝観もしました。重要文化財だったのですが、いつの間にか国宝になっていましたね。こんなに迫力のある不動明王像だったかなと改めて思った次第です。

下山は結局、3時くらいになってしまいましたが、東學坊ではお決まりの豆腐料理で遅い昼飯に舌鼓です。胡麻豆腐に豆腐づくしの八寸、湯葉の刺身を含めたお造り、そして豆乳の湯豆腐…後、豆腐の天ぷらや豆腐プリン等々お腹いっぱい。あ、ご飯は今回は抹茶粥でした。やはり大山の豆腐は美味しいです(^^)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

コメントを残す

コメントを残す

«
»
  • LINEで送る