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【閑話休題】如月の雪 相模大山の薄化粧 富士の高嶺の厚化粧

今日から2月、如月ですね。「ねがはくは 花のしたにて 春死なん その如月の 望月のころ」と、西行法師になった気分の季節です。ま、旧暦ですから、新暦だと3月か4月の歌になりますね。それでも梅の便りがちらほらと聞こえてきています。

昨夜は珍しく雨になりました。それも冷たい冷たい氷雨でした。厚木でも平地の方は雪にはならなかったですが、さすがに山の方は雪になったようで、先日、初詣に行った際とは一変して、大山にも雪が積もっていました。如月の始まりに相模大山も雪の薄化粧です。

厚木市の長谷で撮った写真です。トラクターがいいでしょ(^^)荒起こしが始まって、まさに春を待つ田んぼの風景を大山が見守っているかのようです。薄化粧をした大山の稜線がとにかくきれいです。

湘南キャンパスに到着する道すがら、やはり雪の量が増した富士山がきれいです。湘南キャンパスでは、1号館か3号館が富士見のベストスポットです。とく3号館は10階建てですから、2号館、4号館、1号館を眺めた向こうに富士山が見えます。こ通りを富士見通りと言います。一直線に富士山を眺めることができる通りです。

今日は8階に上がって撮ってみました。赤いタワーは1号館のタワーです。もともとはFM東京の塔でした。FM放送はそもそも東海大学が開発したもので、就学が困難な若者や社会人のための教育の場を提供するのが目的でした。左側に雲がかかっていて、残念ながら、宝永噴火の跡は見ることができませんでしたが、昨夜の雪で富士の高嶺は厚化粧ですね。

ただいまは期末試験のシーズンですが、私はすべて終わりましたので、まずは採点ですね。2月は入試もあり、ウィンターセッション科目「史料管理学演習」の授業もありますが、比較的時間がとれます。とはいえ、採点は、200数十枚ありますし、他にレポートもあって、とりあえず、採点地獄です。原稿も2本あります。3月の益子町での講演の準備もあります。何より、「吉岡由緒書」の印刷準備を進めなければなりません。その間にも報告書や所報の編集等もあって、まさに今はちょっと閑話休題の状態です。

さて、採点から始めますか…。と、その前に、明日と明後日は、法事で義父の故郷、信州までちょっと行ってきます!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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