いざ横浜!神奈川演劇資料室

今日のつぶやき
いざ横浜!神奈川演劇資料室

久しぶりに横浜に来ています。帰りたいところですが、どうも人身事故の影響で小田急線が止まっているらしくて、ダイアモンド地下街の喫茶店でひと休みです。

本日の目的は、神奈川演劇資料室を訪ねることでした。はい、緒形拳さんの資料に関連して…です。桜木町の紅葉坂にある青少年センターに神奈川演劇資料室というのがありまして、ここを訪ねるのが目的でした。桜木町の駅も久しぶりでしたね。まぁ~ずいぶんと駅前の風景も変わって…。相変わらずランドマークタワーがドーンと目に飛び込んできますけどね。

もっとも紅葉坂は反対なのですが、ロータリーで幹太さんと待ち合わせです。青少年センターでは、県のマグネット・カルチャー局の局長をはじめ同局のみなさんと、神奈川演劇資料室のみなさん、そして演劇関係の方と緒形さんの資料の受け入れについての打ち合わせでした。神奈川演劇資料室は、俳優座の劇団員であり、演劇研究家であった加藤衛氏が1952(昭和27)年に設立した「横浜演劇研究所」を母体とするもので、2005(平成17)年から神奈川演劇資料室と改組したそうです。主に新劇やアマチュア劇団の台本や書籍などを中心に収集しているとのことでした。こんな資料室があったとは不覚にもまったく存じませんでした。演劇関係の台本(脚本)や書籍については、日本最大級の蔵書を誇るそうです。まさにへぇ~でしたね。

ま、どこでもそうですが、資料を保存する施設は結局、保存のためのスペースが必要になります。もはやこちらの資料室でも収蔵庫がパンクしそうで、次年度にはリニューアルと考えているとのことでした。緒形さんは新劇でもアマチュア劇団の所属でもなく、いわゆる商業演劇の部類に入りますし、演劇だけに収まっているわけではありません。とにかく、預かってもらうだけで嬉しいのが本音ですね。

神奈川演劇資料室

とりあえず、資料の現状と今後の方針について1時間ほど話をしました。やっぱりどこも保管庫が最大の問題ですね。しかもこちらは県の外郭団体としてボランティアで運営しているとか。凄いですね。

打ち合わせが終わったところで勝烈庵でとんかつを食べ、最後に神奈川芸術劇場(通称KAAT)に真野館長を訪ね、協力を尾根がして帰りました。何でも緒形さんの晩年には、舞台監督として全国を一緒に回られたそうです。北條先生の資料ついても非常に心配されていて、協力を惜しまないと約束していただきました。またまた嬉しい限りです。よーし!ガンバロ!!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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