小祥忌をむかえて…。

今日のつぶやき
小祥忌をむかえて…。

「祥」とは凶服から吉服に着替える意で、小祥忌と言えば、一周忌のことを言います(『日本国語大辞典』)。小があれば大もあるわけで、大祥忌は、三回忌のことをさします。「祥」はおめでたいしるし、吉兆のことで「祥子」と書いて「さちこ」さんと読ませますよね。祥=幸ですね。亡くなって1年が経ったところで、凶服から吉服に着替えましょう。哀しみも少し癒えて、ちっちゃいながらも「祥」が戻ってきたころ…と言ったところでしょうか。

1日は、北條美智留さんの小祥忌でした。改めて時間が経つのは早いですね。突然の連絡から1年ですか…。小祥忌は、いつもの菩提寺龍寶寺で行なわれました。

左下が龍寶寺の本堂で、右下は本堂へと続く渡り廊下です。三鱗が家紋の立派なお寺で『相中留恩記略』にも載っているようです。そして上が北條秀司先生のお墓です。文字も北條先生のものです。「北天に帰らん」…北天で先生と奥様と美智留さんとどんなお話しをされているのでしょうか。そう、緒形拳さんもいらっしゃるでしょうね。

今年・来年と緒形さんの展示会を開催することは何度も書いたとおりです。いい展示会ができますように、力を貸してくださいとお願いしてきました。9月に入って青空が眩しい1日でした。

日付が変わって2日は、私の誕生日です。これまた1年が早いこと早いこと。朝、ちょっとかかりつけの病院に行った以外は、まったくの休養日に宛てました。本当に全く何もしていません。ボーッとテレビを見たり、インターネットをやったり、それだけの1日でした。

それにしても、今年は、FacebookやTwitter、InstagramそしてLINEと、さまざまなSNSでお祝いの言葉をたくさんいただきました。どれもやり始めて数年たつのですが、はじめてのことでした。いつもはちょっとでしたのに。ここにも時代の変化を感じます。

さて、帰りにかみさんがケーキを買ってきてくれましたので、2人きりでお祝いです。で、食べ終わったら、娘が旦那とケーキを持ってきてくれました。あらら~今食べたばっかりなのに…と言いつつ、おいしくいただきました。ダイエットしようと思いながら、今日は特別です(^_^)v

さて、明日は鎌倉で古文書の調査です!明日も暑いのかしら。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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