レジュメを文章で書くのも…

今日のつぶやき
レジュメを文章で書くのも…

さすがに疲れました(>_<)一昨日、21日の土曜日は、何回かお知らせしましたとおり、藤澤浮世絵館で講演会「江戸時代の東海道を通った外国人-朝鮮通信使を中心に-」と題して講演会でした。これまた先にお話ししたとおり、応募者が多いので、2回やってほしいと…!艘なんですよ。藤澤浮世絵館の共同会議室というんでしょうか?狭いんですよ。細井さんには言わないでと言われていましたが…(^_^)vま。確かに50名でもいっぱいですもんね。総数では70名だった程度でしょうか。

こちらは辻堂駅から今日の講演場所である藤澤浮世絵館が入っているビル「ココテラス湘南方面を眺めたところです。

今回のプログラムは、はじめに/Ⅰ.東海道を通って江戸に来た外国人/Ⅱ.朝鮮通信の書記官申維翰(シシュハン)は語る/朝鮮通信使への興味/Ⅳ.描かれた朝鮮通信使/Ⅴ.朝鮮通信使をむかえるために ①藤沢宿に人馬を集める ②馬入川に船橋を架設する ③役負担の免除をめぐって 終わりに

と言ったところでした。藤沢で通信使の話をするのは3回目です。もちろん、その度ごとに新たな要素を加えたり、視点を変えたりしていますが、さすがに3回目ですから、今回はレジュメを文章にすることをにしました。6月に箱根で戊辰箱根戦争についてお話しして以来です。

だいたいお話しするスピードは、1分間で300文字と言われています。90分だとしたら、2万7,000文字になりますね。400字詰原稿用紙にすると、67.5枚。もう論文じゃん!と、思います(^^;)実際の文字数はスペースを入れても2万4,600文字ちょうど。計算上は82分程度の予定…。400文字詰原稿用紙では61.5枚分

でも、すでにお気づきかと思いますが、パワーポイントも使いますから、その説明をやっていたら、当然時間は長くなります。そうでなくとも、これを読みきるだけで時間は足りないのが現実です。

とりあえず、話をした第1回目では、Ⅳ.朝鮮通信使を迎えるために ②馬入川に船橋を架ける ③役負担の免除をめぐって おわりに がお話しできませんでした(^^;)いや、思ったより、時間をかけすぎたな…。そもそもしゃべりすぎる気があるし。

で、2回目は、Ⅱ.朝鮮通信の書記官申維翰(シシュハン)は語る をカットして、ガーーーーっと話をして、何とかそれでも7~8分オーバーしてしまいました。なはは…(^^;)

そもそもレジュメをそのまま文章で書いていくというのは、専修大学の故青木美智男先生がやっていた方式で、それに刺激を受けて平塚市博物館の土井浩元館長なども講演の際にやっていらっしゃいます。とくに一般の方向けには、話を聞いただければわからないことも多いので、後で何を話をしたのか、確認してもらうためにもそうしているんだとおっしゃっていました。で、私も真似たわけですが…。

箱根での講演ではほぼほぼうまくいったんですけれどね。この方式は、とにかくこんにちはと挨拶するところから書き始めます。今回ももちろんそうしたのですが、雨だという予報だったので、「今日のような雨の中をわざわざありがとうございました。」と書いていましたら、雨なんざ降りもしません。はじめから恥をかいてしまいました(^^;)でも、さすがに晴れ男!と、自分を見直した次第です。

そんなこんなですでの、今回はレジュメのアップは遠慮しておきます。それにしても90分、2回はちょうど大学の授業のようで、まぁボイストレーニングだったですかね。

外に出ると夕闇が迫っていまして、辻堂の湘南テラスモールがひと際明るくて、夕闇に浮かんだ姿が秋の深まりを感じさせます。辻堂もすっかり様変わりしました。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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