今年最後の古文書講座

今日のつぶやき
今年最後の古文書講座

本日はお日柄もよく、本当に抜けるような秋晴れ?でいいのかな、でとにかく気持ちのよい1日でした。今日で、今年の、というよりも今年度の講演、講座はすべて終わりです。横浜の二俣川にある神奈川県立公文書館古文書講座の応用編第4回目のゲスト?!出演でした。二俣川へは、いつもの相鉄線でGo!

今日のお題は、「戊辰箱根戦争-小田原藩vs.遊撃隊-」です。これは一応、公文書館側からの要望です。6月に「遊撃隊150年」記念の講演会をやったことは、既報の通りですが、今日はこれに関する古文書を読みました。この時に使用した史料…を読んだわけではありません。一部、小田原藩士の記録「吉岡由緒書」を読みましたが、まずは山西村(神奈川県二宮町)の元名主の記録を読むところから始めました。地方(じかた)の史料でこれほど詳しく記録されているものはありませんからね。『大磯町史』の近世資料編(2)に全編を翻刻しましたので、興味のある方はぜひ読んでいただきたいですね。戊辰箱根戦争当時、周辺の村々が置かれた状況がよくわかります。

こうしてみると、パワーポイントの表紙が、6月の「遊撃隊150年」の転用だということが丸わかりですね(^^;)いやいや自分が気に入っていますからね!

それにしても、今回もたくさんの方が来てくださっていました。なかには、相模大野でやっていた古文書講座を受講されていた方もいらっしゃっていました。今はお休みしていますが、うれしいですね。

それにしても皆さん、本当に熱心ですね。できればもっと若い方が来ていただければ…。せっかくですから、現在、本学湘南キャンパス11号館付属図書館の展示室で開催している緒形拳さんの展示会のチラシも配らせていただきました。

13時30分から2時間みっちり。途中10分の休憩を入れましたが、本当にみっちりです。さすがに疲れました。明日は1、2時限目が講義です。

帰りは、相鉄線の新しい車両で…。というわけではなくて、こちらは横浜に向かう新車両を撮ったものです夕暮れが迫っていることがわかりますね。明日も頑張りましょう!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

『今年最後の古文書講座』に2件のコメント

  1. より:

    馬場先生

    お忙しい中、講師をおつとめいただきありがとうございました。
    本来なら万難を排してお出迎えすべきところ、所用によりおめもじ叶わず失礼いたしました。
    公文書館関係では面白い?話題も二・三ありますので、近い内にご挨拶に伺おうと思っております。
    取り急ぎお礼まで。

    • 馬場 弘臣 より:

      こんにちは!コメントをありがとうございました。
      公文書館がらみでおもしろい話題?!気になりますね。いつでもお越しくださいませ(^^)/

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