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後ひと月やぞ!

昨夜の雨で路面が濡れて、色づいた落葉がなんとも郷愁をそそります。11月も3分の2を過ぎようとしています。

などと黄昏れている暇もなく、今週は早、現代教養の基礎教育科目「人文科学における歴史学」の試験です。つまり、秋セメも半分を過ぎたということですね。

月曜日の1時限目から早速、試験が始まりました。もう教室にいっぱいいっぱいで、中は結構、暑苦しいです。若い人は熱気が違いますね。ただ、マスク姿もちらほら見えますし、風邪も流行っているようです。

んが、それどころではありません。今日は11月の19日。ということは、卒業論文の提出まで後ひと月ということです。今日も3名、ゼミ室に籠もってせっせと書いています。以前にも書きましたように、今年のゼミ生も7名です。それぞれのテーマは、元禄16年(1703)の関東大地震に、天明3年(1783)の浅間山噴火と河川被害、江戸城の火災と、災害に関する研究が3名で、その他は、伊豆内浦における近世前期の漁業争論、相模の宿場町の比較、寛政改革における北関東農村の人口撫育策、房総半島の海防政策と、今年もバラエティに富んでいます。災害史が多いのは近年の特徴で、来年度のゼミ生7名の内、4名がやはり災害史をテーマにしたいと言っていました。

そんなことより今は…そう、お前ら後ひと月やぞ!心して励め!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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