年の瀬に、いざ!鎌倉

今日のつぶやき
年の瀬に、いざ!鎌倉

明け方はどんよりとした空でしたが、今はきれいに晴れていますね。昨日は朝から冬の青空いっぱいでした。今年というか、今年度、令和元年度最後の文化財専門委員会ということで、また鎌倉でした。今回も相模線で茅ヶ崎まわりです。不便といえば不便ですが、とにかく座れますし、快適です。

鎌倉に着くと、ちょっと時間が過ぎていましたが、小町通りにはひこうき雲がかかっていました。まだ明けきらぬ小町通りの蒼天に似合います。

本日の委員会は、今年度の文化財の答申が中心となる議題でした。鎌倉は、歴史部門も古代・中世と近世があって、考古学ももちろんありますし、その他にも建築、絵画、自然、仏教(仏像)、民俗等々多彩です。それだけ幅広い見識が求められますが、そもそも市史をやったわけではなく、とくに何かで鎌倉に関わっていたわけどもないので、いつも冷や汗ものです。今回は、私も直接関係していますので、公表されましたら、また説明しますね。

今回は、「現状変更」に関する議題も「発掘調査」の議題も少なかったので、比較的早く終わりました。午前中の会議でしたから、ちょっt鎌倉五山の一つ、寿福寺へ。

寿福寺は、何と言ってもこの山門から本堂の門までの参道が好きなんですよね。ただ、中には入れなくて…。昔、特別拝観の時に一度だけ入ったことがあります。

そして、何と言ってもがもう一つ。寿福寺と言えば、裏の墓地のやぐら跡と、その中にある源実朝と北条政子のお墓ですね。どちらにも写真でみるように、五輪塔があります。

そのまま小町通りに出て、お昼はいつものなかむら庵でお蕎麦。今日はちょっとぜいたくをして、とろろ蕎麦の大盛りで。

それで昨日は、クリスマスイブで、娘も帰ってきていましたから、ちょっと奮発して鎌倉のパティスリー クグラパンでケーキを買って帰りました。鶴岡八幡宮の三の鳥居、正面から右の道をまっすぐ行って、宝戒寺という北条高時が自害したという腹切りやぐらが裏にあるお寺ですね。その前を左に10メートルほど行ったところにあるお店です。

ま、それからまた茅ヶ崎経由の相模線で帰ったのですが、うっかり寝過ごして、いや、寝過ごしてはいないですね。寝過ごしたと思って慌てて降りたら、まだ門沢橋駅…。で、はたと気づいた!ケーキを車内に忘れた(>_<)顔を出して確認されていた女性の車掌さんに「ケーキを忘れました!」と告げ、さらにインターホーンで、駅員さんに車内にケーキを忘れてしまったことを告げました。駅員さんの話では、紛失物は海老名駅か橋本駅で預かることになっているとのこと。坐っていた辺りの状況を細かく告げて、とにかく海老名駅に向かいますと…。いや~さすがは相模線。昼間は20分は待たねばならぬ。その間の寒いこと寒いこと。

そして再び電車に乗って一路、海老名駅へ。海老名駅に着いたら飛ぶように階段を駆け上がり、改札にいた若い駅員さんに聞きました。「ケーキを忘れたのですが、連絡は来てないですかね。」「少々お待ちください。」お客さんが改札をで終わったところで、改めて「お名前は?」「はい、馬場です。」「フルネームでお願いします。」ん?名前は告げなかったような…。しょうがないか…。ということで、名前を告げると、奥の方でコンピューターを検索。帰ってくると寂しく「届いてないですね」「あぁ~そうですか。じゃあ次は、橋本に行かなければダメですかね」「そうなりますか…ケーキ…」

と、もはや橋本駅まで行く覚悟をしたところで、右隣にいた年配の駅員さんがひと言「ケーキだよ」若い駅員さん「はい?」ん?

なんと!若い駅員さん「ケーキ」と「定期」を聞き間違えていたのですね(^^;)もう~大笑い。ということで、無事にケーキは海老名駅で戻って参りました。こちらがそのケーキです。なかなか上品な甘さで美味しかったです!チャンチャン。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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