「江戸満遊展」と「樹木希林展~遊びやせむと生まれけむ」

今日のつぶやき
「江戸満遊展」と「樹木希林展~遊びやせむと生まれけむ」

既報の通り、昨日は自由が丘の「江戸満遊展」を観に行きました。昨日はイベント日で、お昼をいただきましたし、何より江戸家猫ハッピーさんのお姉さま!現役の芸人江戸家まねき猫さんのトークステージでしたから!!

まねき猫お姉さまのお話は、お祖父さまの初代江戸家猫八師匠から、お父さまの2代目猫八師匠のお話からスタートです。明治元年(1868)生まれのお祖父さまはそもそも歌舞伎役者だったそうですが、なぜ動物ものまねの世界に入られたのか、そしてお父さまの猫八師匠のお話は、時代背景を含めてお話になりましたので、さながらファミリーヒストリーでした。印象に残ったのは、お父さまが初代の旅興行に連れられて、小学校3年生から初代が亡くなるまでの3年間全国を廻っていたというお話し、そして2代目が広島で被爆したお話しでした。

続いてまねき猫お姉さまお得意の動物ものまね!鶏、猫…中でもスズムシはハッピーさんとの共演!さすがに血は争えませんね(^^)

2代目猫八師匠

猫の家紋がなんとも粋な羽織袴ですね。師匠がこの羽織袴を着て高座にあがっていらっしゃる映像も一緒にみることができます。実は、VHSテープからDVDにしてもらったはいいのですが、これを表示するのにちょっと時間が掛かってしまいました。晩年の2代目といえば、やはり「鬼平犯科帳」の「彦十」ですね。右上は、漫画家の馬場のぼるさんに書いていただいた絵です。ボクが欲しい!

まねき猫お姉さまと!

2代目猫八師匠といえば、何といったもテレビの黎明期には放送された「お笑い三人組」!前回も紹介しましたよね。こちらは映画のポスターです。で、最後はやはりまねき猫お姉さまとツーショット!後ろの写真が初代の猫八師匠です。

七福神の宝船

これを忘れてはいけませんね。ハッピーさんが書かれた七福神の宝船のイラストです。もちろん、販売品ですよ!!何だかほんわかめでたくなりませんか(^^)

実は、イベントにいらっしゃった幹太さんから、今、横浜そごうの美術館で樹木希林さんの展示会をやっているとのこと!緒形拳さんの展示会もあるし、参考までに見学することにしました。

基本的にはパネル展ですね。さすがに「断捨離希林」!テレビやエッセーなどで必要なもの以外は置かないとおっしゃっていましたから、現物は着物や身の回りにあったものだけでした。パネルは家族と、出演映画、アカデミー賞関係、手紙と樹木希林の言葉といったところでしょうか。これらをコーナーごとに見やすく配置してあったのは、勉強になりました。後は、あちらこちらに希林さんのインタビューや映画の予告などのビデオを流していました。

「東京タワー」も「あん」拝見しました。「あん」はハンセン病を扱った映画でしたが、やはり希林さんの演技がひかってました。「東京タワー」は九州弁であったことも含めて、田舎のおふくろのことを思い出しながら観ていました。

それにしても…

樹木希林グッズ

この希林グッズは商魂たくましくて凄かったですね(^^;)グッズの製作は考えていましたが、ここまでやるか…です。入場料は大人1000円で、当日はそごうのクレジット会員は無料でした。当日会員になっても無料になったのですが、そうそうそごうで買うわけでもないし、1000円払って入りました。キップ売り場のおばちゃんに「いいんですか?」とか聞かれてたりして…。正直、現物があまりないわりには高いですね。

でも、何といっても気になったのは、やっぱり掛かった費用でした(^^;)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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