小田原藩士230年の記録「吉岡家代々由緒書」 その5 校正は辛い…。

今日のつぶやき
小田原藩士230年の記録「吉岡家代々由緒書」 その5 校正は辛い…。

新型コロナウィルスのおかげで、各種研究会もシンポジウムも会議なども中止もしくは延期になって、時間ができました。もう1本、シンポジウムのコメント原稿を書かなければなりませんが、合わせて「吉岡家代々由緒書」の校正も進めていかなければなりません。

改めて「吉岡家代々由緒書」は4冊からなっています。ただ、たぶん、1冊目は第1巻と第2巻、2冊目が第3巻で、3冊目は第4巻、4冊目は第4巻の続きで結果的に分冊となっているものと思われます。文字はそんなに難しくはありません。楷書体と草書体の中間といいますか、連綿体ではなくて、くずし字を1文字1文字楷書的に書いているといった方がよろしいかと思います。

とはいえ、文字は小さめですから、近眼の上に遠視になった身としては、校正が辛いこと辛いこと…(>_<)もう、これは苦行ですね(^^)

原古文書と原稿の校正

こちらは、古文書の原本を写真撮影してプリントアウトしたものを照らし合わせながら校正をやっているところです。A4版の用紙にプリントアウトしていますが、できればB4かA3でプリントアウトすればよかったと思います。そこでこれを補うために…。

ディスプレイに古文書

こちらはPHILIPSの43インチのディスプレイに古文書を表示させているところです。私は確か5万8,000円くらいで買ったと思います。これだとまだまだ高いですが、今は4万円台になって、メーカーによっては3万円台で買えます。こうした作業には最適です。昔からPCを使っている身からすれば、この値段でこの大画面が手に入るのは夢みたいです(^_^)v

なお、アプリケーションソフトは、富士ゼロックスの「DocuWorks」というソフトを使っています。PDFよりすごく使いやすいのですが、一太郎同様、これもマイナーなソフトです。また、このリサーチはいずれ!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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