Professor's Tweet.NET

そして誰もいなくなった…キャンパス

昨日はすごく寒くて、雨が冷たかったですね。今日は暖かいけれど、どんよりした天気で、世の中の雰囲気を体現しているようです。

今日は久しぶりに、と言っても先週の金曜日以来ですが、研究室に行ってきました。先に書いたとおりです。仕事の合間に郵便物を出しに行って、ちょっとキャンパスを散歩してみました。もう当たり前の風景で、ほとんど人がいません。

噴水池の噴水も上がっていないと前に書きましたが、そもそも池の水自体が抜かれています。かたわらにひっそりと立つ人魚姫の像も何だか寂しそうです。右上は噴水池を上から見たところです。創立者松前重義像もやはり寂しげです。左下の写真では新たにオープンするセブンイレブンの準備が進んでいました。実はここは元はドトールで、数年前にInternational・Cafeとして、中では英語しか使ってはいけないCafeとしてリニューアルしました。そんなん形だけやっても無理だよ、と言いつつ、アホらしくてそれ以来、私は1度も行きませんでした。どんな話があったか知りませんでしたが、ドトールが閉じたこと自体がさもありなんです。いずれ取り外されるのでしょうが、奥に見える青い看板が、無理なグローバル化の末路を物語っているようで、やはりもの悲しげです。

右下の写真は、陸上競技場です。ひと月も使わないと野花でいっぱいになるのですね(^^;)

こちらの写真は、一際寂しげなところを選んで写してみました。左上は噴水池の横の道で中央通に向かいます。右上は中央通りに面した八重桜通りです。だいぶ花も散ってきたようですね。左下は掲示門の通りで、掲示門は閉じたままになっていて、通用門だけが開いています。他も同じようなもんで、東門と南門だけは車が入れるように片面だけが欠けてあります。右下は富士見通りで、1号館の真ん前から3号館を見通したところです。どこにも人っ子一人いません。ま、そういうシーンを撮っていますからね。でも、それが簡単に撮れるのが今の現実です。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
モバイルバージョンを終了