オンデマンド授業の準備

今日のつぶやき
オンデマンド授業の準備

久しぶりに大学に来ました。5月に入ってから初めてですかね。いずれにしても、久しぶりの中央通りは、欅の若葉が鮮やかで、まさに新緑のトンネルです。世間の喧噪をよそにここだけ時間が止まったように感じます。もっとも、車は作業の車で、人通りがないのはもう見慣れた風景になってしまいました。

新緑の中央通り

さて、11日からいよいよ授業が始まります。月曜日のしょっぱなから現代教養科目の基礎教養科目-人文科学における歴史学の授業で、1時限目、2時限目と立て続けにあります。ちなみに木曜日の2時限目と4時限目も同じ授業です。遠隔授業となった今学期は、何度か書いていますように、この科目はオンデマンドで配信するつもりです。あまり最初から飛ばすと履修生はもちろん、私も息切れしてしまうと思いますので、最初は様子を見ながら軽く行ければと思っています。

もし、履修生の皆さんが見ていたら、一応、第1回目の授業は3部構成でやる予定ですよー!第1部は、自己紹介と授業の方法についてです。

第1部 自己紹介と授業の進め方

すでにテキストは、授業支援システムにアップしてあります。本文は14ページですので、印刷もそんなに負担にならないかと思いますが、アンケートをとると、やっぱりプリンターがない学生が多いようです。もちろん、PDFファイルですからなくてもどの機器でもみることは可能だと思います。ただ、テキストは授業を聞きながら穴埋めをする形で作成していますので、そこが心配です。対面授業でもそうやってきましたので、そのままやってみようかと思っています。

いずれにしても、第1部は基本的に私の歴史研究について紹介することになります。こうした研究体験をベースに話をするんだよと!

第2部は、人文科学の授業についての概要です。基礎教養科目として人文科学をなぜ取り上げるのか、また人文科学が社会科学や自然科学とどう違うかといったお話になります。

第2部 人文科学とは何か?

こちらが第2部のPowerPointの画面です。「なぜ人文科学を学ぶのか」というタイトルは、現代教養センターの人文科学担当の先生が書き起こされたものを私なりにアレンジしてお話しする予定です。ただ、ここがある意味、1番難しい箇所かと思います。

そして第3部は、人文科学の中で歴史学という学問はどんなことを学ぶ学問なのかといった内容について、その概要を説明します。

第3部 歴史学とは何か?

あくまでも概要で、詳細については第2回目以降の授業でお話ししますから、歴史学という学問の基本的な考え方についてまとめておこうと思っています。

ただいま絶賛吹き込み中で、まだ完成はしておりません。なるべく早くアップしたいと思っています。全体の時間はまだはっきりしませんが、いずれにしても、PowerPointの音声付動画を3つに分けてアップする予定です。いっぺんにやると聞く方も疲れてしまいますからね(^^;)

で、聞き終わりましたら、あるいは視聴が終わりましたら、確認テストをGoogleフォームで作っておりますので、それに回答してもらって、それを出席にしようと思っています。なお、確認テストは5回実施する予定で、1回が10点、5回50点で、これが基礎教養科目前半の得点となります。

twitterなどを見ていくと、最初からうまくいくとは思えないですが、とにかく頑張って行きましょう!!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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