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オンデマンドとオンライン

まぁ~相変わらず遠隔授業は続いています。本学では春学期は遠隔授業で通すそうです。構内もまだ学生や一般の人は入構禁止ですからね。だいぶ馴れては来ましたが、それでも相変わらず失敗はあります。

オンデマンド授業は、現代教養科目の基礎教養科目(人文科学における歴史学)でやっていますが、Googleフォームの設定を間違えることが多いですね。学生証番号を入れてもらうのに、数字だけしか入れないようになっていたり…。これは学生から指摘のメールをもらって事なきを得ました。1年生でもきちんとしています。私の出題ミスをきちんと指摘した学生もいました。うん、いいぞ!

さて、オンデマンド授業はPowerPointに音声を吹き込むのですが、第1回目と第2回目はプロットだけでぶっつけ本番でやっていました。んが、やはり言い忘れたり、噛んだりすることが多いので、PowerPointのノート機能を使ってしゃべる内容を書いています。このほうが確実です(^_^)v

PowerPoint

それからオンライン授業ですが、こちらは卒論のゼミと日本近世史基礎演習でやっています。Zoomを使っているのはこれまでも書いたとおりで、ホワイトボードを使うことも書きました。今回は、ワコムの液晶タブレットを購入しましたので、PDFファイルを共有で表示し、これに直接書き込めるようにしました。

これは音欄授業ならではの使い方ではないでしょうか!

Zoomと液晶タブレット

メイン画面ではZoomで授業をやっています。下の液晶タブレットにPDFファイルで史料を映して、これを今、共有しているところです。「PDF Reader」といアプリはPDFにペンで直接書き込めるので、説明しながら書き込みます。こんな感じになります。

PDF Reader

う~ん、使い勝手は今一つかな…正直なところ。それからタブレットはもう少し大きい方がやっぱりよかったですね(^^;)でも、こうした遠隔授業はとりあえず春学期だけでしょうからね。

でも、こうしたやり方は有効ですね。できれば、対面授業でもプロジェクターで映像を見せるのでなく、一人ひとりがコンピュータを持っていて、こうして使いたいものです。

もっと言えば、Zoomを使った古文書教室をやれば、遠隔でも教室が開けるなと思っています。

希望する方はいらっしゃいますでしょうか?(^^)

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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