緒形拳さんの展覧会では、いろんな情報をここでお知らせしようと思っています。今日はちょっと余談になりますが、とにかくグッズも凄いんです！製作は、Eastさんです。←のEastをクリックしてもらえばわかりますように、規模の大きい美術館や博物館でグッズを製作・販売していらっしゃいます。近いところでは、昨年の東京都美術館のクリムト展でもグッズを販売されていました。緒形拳さんの展覧会にグッズを提供いただけるなんて夢のようです。

こちらがグッズ売り場です。小さな売り場にうまくレイアウトされています。販売されているのは、トートバッグにTシャツにポストカード16種類にロベルト・ドアノーが緒形さんを撮ったポスター2種類。これだけなのに圧倒的な存在感！

こちらはポストカードでも販売されていますが、「平気」と紙面いっぱいに書かれた文字をトーターバッグで再現されたものです。グッズ売り場でまず目に飛び込んできます。しかも「平」の文字が糸と重なる部分は黒糸を使うというこだわりぶり、トートバッグをめくると「KEN OGAT」の文字。おしゃれでしょう！

「元気」とか「勇気」と書かれるより「平気」ってこういう大きな文字で書かれた方が、何だかホッとして逆に力がわいてくるようです。5000円オーバーのトートバッグですが、結構、売れています。一昨日行った時は在庫切れで入荷待ちでした。もちろん、私も買いましたよー。

こちらはTシャツです。この何と言うんですか？トーバッグにもこのTシャツにもついている札は黄色で統一されています。ポスターで使ったシンボルカラーをここでもさりげなく使ってあります。タグにも緒形さんの自筆の「KEN OGATA」が…！デザインはメガネ。アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得した映画「火宅の人」でつけていたメガネです。それにこれには緒形さんがいろいろな役でつけたメガネがあしらってあります。このアイデアは、開社長から聞いていたのですが、こんな手でくるとは…う～む、参った(>_<)こちらも3000円オーバーのTシャツですが、皆さん購入されるようです。

グッズでポストカードと言えば、緒形さんの書画ばかり考えていた私たちに開社長はひと言「この展覧会は、緒形さんが主役でしょ。みんなまずは緒形さんを見たいんじゃないの」

何だかトンカチで頭を殴られたような衝撃でした。そんな基本的なことを忘れていたのですね。それは今回の展覧会でも活かされています。何より緒形拳という人物を見てもらおう！それからだ！って。

これもまた続きますね。小さな博物館ですから、皆さん買っていただけたら嬉しいです。遠方の方も何とか購入できるようにしたいですね…。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授

専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで！

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