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一笑懸命

2021年、令和3年が明けましたね。皆さま!あけましておめでとうございます。いつも通り、いや、いつもよりのんびりした元日だったかも知れません。驚いたことに最初に家族以外で正月のあいさつをしてくれたのは、AppleWatchでした(^^)午前0時になったら、突然、こんな表示が!

さて、「一所懸命」という言葉は、本来、領主から賜った1か所の土地を命を懸けてて守り、生活の糧にしていこうというところから来ていて、すでに「太平記」の記述に出てくるそうです。「一生懸命」は「一所懸命」が転じた言葉であることはよく知られています。一つの生に命を懸けるといった意味と言ったらいいでしょうか、内容もバージョンアップしています。読み方も「いっしょ」から「いっしょう」へ、で、どちらかと言えば現在は「一生懸命」がスタンダードになっているかと思います。

新型コロナウイルスで右往左往した1年、その中でも何とか論文も1本発表して、後はとにかく緒形拳さんの展覧会一直線でした。それ以外の仕事はちょこちょこでしたが、遠隔授業もあってとにかく一所懸命-一生懸命な1年であったことは間違いないですね。たぶん、多くの人が、皆さんがそうだったのではないでしょうか。

そして本年もまた頑張って行くしかない年になりそうです。ただ、ここではひとつ「一笑懸命」と行きませんか?懸命であっても常に笑顔を忘れずに!笑顔であるために懸命に頑張っていければ…と思います。言うは易く行うは難しですが、何とかそんな心持ちでいたいものです。

かみさんが私のブログを見て、「金がない金がない」しか書いていないと言っていました。もちろん、研究費がないという意味なのですが、そんなに書いてたかなぁ~(^^;)でも、実際に北條先生や緒形さんの資料の整理をするお金がないので、改めて三菱財団の人文科学研究助成に応募してみようかなと考えています。以前、応募したのは三菱UFJ信託財団でした。締切りは1月13日ですか…。申請6連敗の栄光を胸に、えぇい、ダメ元だぁ!

当たり前ですが、昨日の写真とほとんど変わっていません。年が明けても1日は1日です。でも、その1日に大きな違いがあるのも人の世。違いを生み出すのは人の力。

いつもは午前0時を回ったところで近所の「子之神社」にお詣りに行くのですが、今年は控えて、今日の夕方に行ってきました。村の神社は、村の一族の神様=氏神、生まれた土地の守り神=産土神、地霊を沈めてその土地を守護する神=鎮守の三位一体であるとは以前にも書きました。有名な神社にお詣りに行くのもいいですが、まずはムラの神さまですね。「鬼滅の刃」の「竈門丹治郎」のマスクで鬼除です。あ、今年はおみくじも「大吉」でした。こいつぁ~春から縁起がええぜ。

よし!それでは 一笑懸命 頑張りましょう!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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