採点もいよいよ佳境に入って参りました！Twitterなどでもようやく終わったとか、まだまだとかいろんな先生のつぶやきを見ることができます。いずこも同じですね。

さて、それとは全く関係のない話です。緒形拳さんの展覧会では、数多くの緒形さんの書とか、書画、作陶品などを見てきました。その中で私が一番気に入っているのは、実はこちらです。

「あきらめなさい思いどおりにゆかないのが人生よ」

緒形さんがニコッと笑ってそう言った「そうだな、そこまで頑張るというか、肩肘張る必要はないな」とか思ってしまうでしょう。いや、文字だからいいのかな？あきらめないことも大事だけれど、時には肩肘張らないであきらめることも大事かなと。そうなかなか思いどおりにゆかないのが人生。だから、あきらめて別の方法なり、別の道を探しなさいよとも言われているように思います。思いどおりにゆかないからといって、卑下する必要もないし、こだわる必要もない。そう他にもめをむけてごらんなさいよと…。この書もポストカードとかにして観たかったのですが、さすがに反対されました。

こちらは緒形さんの展覧会の時に販売されていたグッズですね。（株）Eastさんが作成されました。もとは葉書に書かれた字で、この通り葉書いっぱいに書かれていました。それをその通りに再現したのですから、その技術力には驚かされました。私も購入して、使うのはもったいないので飾って眺めています。額装された兵もいらっしゃいます(^^)これも前にお話ししましたかね？

「あきらめなさい思いどおりにゆかないのが人生よ」とこの「平気」は双璧だと思っています。そう「あきらめなさい思いどおりにゆかないのが人生よ」でも「平気」だよって。今はそんな気持ちで少し心に余裕を持ちたいなと思っています。

あ、でも成績つけはあきらめるわけにはいきませんね(^^;)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授

専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで！

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