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久しぶりに電車で通勤してみた!

最近足腰も弱ってきましたし、実際、学生たちはどれだけ来ているのだろうと思いまして、久しぶりに電車で通勤してみました。私のうちから駅までは歩いて30分弱かかります。国道246号線を超えたりしなければなりませんから、信号待ちの時間を含めてです。2時間目が10時55分から始まりますから、70分くらい前にうちを出てちょうどと言ったところですね。

本厚木駅に着いたのが10時過ぎ頃でした。この時間だとあまり人は多くないようです。

本厚木駅から東海大学前駅まではだいたい15分くらいですね。私は後の方に乗っていましたので、とくに込んでいるということはなく余裕で座れます。でも、駅に着いてみると、結構、学生たち来ていますね。

最後尾の車輛から改札まで歩いて行くと、結構、学生たちが前を歩いています。駅前のロータリーも学生たちの流れはそれなりにあります。もっとも例年ですと、ゴールデンウィーク前は改札に着くのもたいへんなぐらい混雑していますから、それに比べればうんと少ないです。東海大学前駅の正面玄関は人の姿もなく、みんなロータリーから向かいます。

どうでもいい話ですが、湘南キャンパスは丘の上にあって、どのルートを通るにしても結構、登る必要があります。

こちらの階段はキャンパスに向かう最後のヤマです。その昔はここにいたるまでの坂道を含めて「定年坂」と呼ばれていました。今は踊り場もあって傾斜も緩やかになりましたが、その昔は傾斜の急な階段でたまに来ると息が切れたものでした。だから、その坂が登れなくなるともう定年だ!ということでその名前がありました。

ところが今は踊り場に緩やかな傾斜どころか、エスカレーターまであります。これではとても「定年坂」とは言えません(^^;)といっても定年が延びるわけではないので、それはいいのか悪いのか?

いずれにしましても学生諸君、せっかくだから階段を登ろうぜ。その昔、先生はもっと急な坂をウサギ跳びで登ったものです!

こちらの階段は、先の階段から東の方に50~60メートルいったところにある階段で、最初に使われた階段の跡です。今も残っているのですが、これが昔の階段だと知る人はほとんどいないでしょうね。それにしてもいかに急な階段だったか分かっていただけるかと思います。

とりあえず、欅の木のみずみずしい若葉の下を学生たちも歩いて行きます。そんな感じで寄り道していましたので、学生の数もずいぶんと少なくなっていますが、元気そうで何よりですね。ただ、あちらこちらでコロナ患者が出たという話もちらほらと聞きますし、対面授業にはそれなりにリスクがあることは確かでしょう。湘南キャンパスだけで2万人の学生がいますから…。

それにしても研究室に着くと疲れてしまって…年を感じます(^^;)そんなこんなで本日は早めに帰ってきました。帰りは下り坂ですが、我が家はまたまた丘の上にあります。

ここもルートはいくつかあるのですが、本日はこの約100段の階段を登って帰ります。「定年坂」のリベンジです。でも、登り詰めたら息も絶え絶えでした(^^;)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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