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雨の送り火 あきらめの夏

昨日も書きましたが、ここのところ線状降水帯が日本に居座っていますね。それが北部九州から中国地方そして今日は、中部地方長野県や関東地方神奈川県から東京都にかけて被害が広がっています。初めてでした。地震以外に携帯の緊急速報が流れたのは、午前9時半頃ですか、大きな音に本当にびっくりしました。

こちらは神奈川県からの緊急速報で、その後、厚木市からの緊急速報が来ました。警戒レベル4は初めてです。もっとも、自宅は厚木のビバリーヒルズと呼ばれる(自称 ^^;)高台にあって、崖崩れの心配も洪水の心配もありませんが、とにかく午前中はだだ降りでした。福岡の実家ではこんな雨がずっと続いていたのかと思うとそれは凄いことだなと改めて驚きました。テレビでは義父の実家がある長野は辰野の映像なども出てきて驚きました。親戚は全員無事だったようです。なにせ天竜川が近い親戚が多いですからね。

午後になって小雨になったところで、買い物へ。

どうでもいいことであるのですが、距離メーターが「070707」と何だかいい並びになっていましたので、記念に撮しておきました。

さて、今日は旧盆の最終日です。迎え火を焚いて帰ってきた17回忌の義父とうさぎのななが帰って行きます。長女夫婦も来てくれて、一緒に送り火を焚きました。

福岡は八女の実家ではこうした風習がないので、いつまでたっても新鮮です。小雨がぱらついていましたし、何より地面が濡れていましたので、新聞紙を敷いて火を焚きます。今回はななが好んで食べていた飼い葉も一緒に炊きました。なながちゃんと帰れるように…。2021年のお盆もこうして過ぎて行きました。今年も残すところ4か月半ですね。

とりあえず、晩ごはんは京樽のちらし寿司で。ちらしが2倍入っています。

なかなか豪華ですが、でも、私はやっぱりこちらの方が好きですね。

真っ白いご飯に高菜の油炒めに長なすと苦瓜の炒め物にたくあん…。長なすと高菜漬けとお米は妹が送ってくれたものです。でも、この時期に実家に帰れば、長なすも苦瓜も実家の畑で採れたもの、高菜とたくわんはおふくろがつけたもので、お米もあわせて全部自家製でした。とくにおふくろの高菜は絶品で、緒形さんに送って褒められたこともありましたね。ここの高菜は妹がおふくろの味に一番近いからといって送ってくれたものです。塩をもう少し抑えめにして代わりに唐辛子をガツッと入れてくれたらお袋の味そのものなんですが…。あ、醤油も妹が送ってくれたもので、丸昌という母の実家のある黒木で古くから作っている溜まり醤油です。これがこのセットと馬刺しには一番合うんですよね。

新型コロナウィルスの感染拡大で、この夏も結局、帰省はあきらめました。

”波音が近づけば 雨雲が広がる…♪” 今年もあきらめの夏です…。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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